※アフィリエイト広告を利用しています

美波『main actor』歌詞の意味は?自分の存在意義とはなんなのか?ストーリー性のある楽曲に引き込まれる!!

個性的な歌詞や透き通る歌声、そしてメディアへの露出が少ないミステリアスな部分があり、
今注目を集めているアーティストの1人であるシンガーソングライターの美波さん。

人間の本質的な部分をズバッと突いてくるような歌詞に胸を打たれるような楽曲が特徴的です。

今回は美波さんの楽曲「main actor」の歌詞の意味やPVについてなどをお伝えしていきたいと思います。

スポンサーリンク

美波「main actor」ってどんな曲??

「main actor」は2017年12月1日にWater Reflectionから発売された楽曲で、
当時18歳だったというから驚き!!

各地のタワレコで限定発売されましたが完売。
まだほとんど無名に近いような状態だったのにも関わらず完売するという偉業を成し遂げています。

タイトルになっている「main actor」は直訳すると、主人公という意味になります。

人生の価値は生きている人それぞれのもので、みんなが主人公なんです。
芸能人やセレブのようなキラキラした人生でなくても人にはそれぞれ生きる意味がある。

自分の存在価値はなんなのか?

「main actor」にはそういった意味が込められているのではないでしょうか。

美波「main actor」のPVはどんなの??

漫画のセリフのような語りから入るミュージックビデオ。

主人公は幼い少女です。
この少女は美波さんの幼い頃だとも言われています。

自分がなぜここにいるのか分からずふさぎ込んでいた。
そして自分がいる存在意義を知るために泣きじゃくりながらも立ち上がり歩んでいく。

そんなストーリーがイラストと共に描かれています。

歩き始める前は歌やギターが出てくるので音楽と出会った過程を表現しているのかもしれません。
なんども繰り返される歌詞は心の叫びのようにも感じます。

美波「main actor」の歌詞の意味を考えてみた!!

人生の主人公は自分自身。

登場する主人公と自分を重ねてみて、
美波さんの楽曲「main actor」の歌詞の意味を考えてみたのでお伝えしていきます。

漫画の主人公のあいつは言った
「僕がお前を守るから」ってさ
本当かっこいいよな主人公ってさ
僕といえばただ逃げ出すだけの村人Bくらいかな

冒頭のセリフから始まるAメロ部分。

自分はモブキャラであり漫画に登場するようなキラキラした人生はないと卑下している主人公。

漫画の主人公のように「僕がお前を守るから」という言葉をいうような性格でもないし、
そういう行動もできないことを自分でもわかっています。

だからこそ漫画の主人公のような何事にもチャレンジしたり困難を乗り越えていく姿に憧れを感じているのでしょう。

しかしそれは反対に自分自身に対する劣等感を感じているともとれます。

嫌な顔一つせず 笑って 影では泣いて
戦った 救った
あいつはみんなの人気者だった
ヒーローだった 当たり前

僕といえばただ主人公にすがって頼る
村人Cくらいかな

ここでも同じく漫画の主人公に対する嫉妬のような感情が出ています。

誰かを救うために自分を犠牲にして、いつも笑顔を絶やさず裏で努力をし辛い様子は一切見せない。
みんなが求めるような理想像の主人公はもちろん称賛されるような人物です。

自己犠牲を払ってまで誰かを救うことができる人がヒーローだということがこの部分の歌詞ですが、
逆にいうと自己犠牲ができない人は惨めさを感じるということにも捉えることができます。

自分は主人公とは程遠いくらいの人で、
村人Aにもなれず村人Cと印象にも残らない自分の惨めさに愕然としているようです。

ただ朝待ってた 何もせず僕は1人ベットの上で
1杯のスープを飲みながら
テレビの前でまた同じようなニュースみながら
またいつもの平和を 待っていたんだ

漫画の世界から現実世界の話に変わります。
自分の存在意義とはなんなのか?ということを考えていると眠れなくなってしまったのでしょう。

漫画に登場するような主人公に憧れているものの、
いつもと何も変わらない日常を求めている自分。

ニュースの中ではどこかで事件のことを言っているのかもしれませんが
しかしそのことも自分とは関係のないことだとどこか俯瞰した様子です。

ひとつだけ ひとつだけ ひとつだけ ひとつだけ
僕がここにいる証明を
僕にしか 僕にしか 僕にしか 僕にしか
出来ないことの証明を

自分がなんのために生まれてきたのかという証明を1つでもいいからと何度も繰り返し叫んでいます。

そして現状では心の支えが何もないという状態がわかります。
隣の芝は青く見えるように、周りの人と自分を比べてしまいがちになり無い物ねだりになってしまっているのでしょう。

せめて自分の中に自身があることが1つでもあればこの焦燥感や劣等感から逃れることができるのにともがいている様子が伺えます。

君だって 同じだって 誰だって 待ってるって
僕だって それが何か 分からないから
歌ってんだろ

人はそれぞれ個性があり自分にしかできない何かを持っている。

しかしそれが自分でも何かわからない。

美波さんにとってそれは歌だったのかもしれません。

その何かを追い求めた結果、自分の思いを歌に乗せることで表現し自分自身の存在意義の証明するために見つけた生き方なのかもしれません。

当たり前だと 思っていた 明日が来ることも飽きていた
面倒なこと嫌いだった シンプルでよかった
でも何故か部屋にあるギターだけは
捨てられなかった

当たり前のように繰り返される何気ない日常に飽きてしまったようです。
それは平和で素晴らしいことなのですが刺激が足りないともいえます。

平凡な日常の中で考えることすら嫌になってしまって自暴自棄になってしまいましたが、
部屋にあったギターだけはなぜか捨てることができませんでした。

それは自分でもわかっていない本能的な部分が求めていたものが音楽だったからかもしれません。

少しだけ 少しだけ 少しだけ 少しだけ
1畳でも居場所が欲しかった
僕だけが 僕だけが 僕だけが 僕だけが
誰かの1番でありたかった

変わらないよ 変わらないよ
変われないよ 変われないよ

やっぱ僕はこんな僕だからさ

1番のサビでは自分の生きている意味を知りたかったようですが、
2番のサビでは自分の居場所を探しているようです。

他に代わりがいくらでもいる村人とかではなく、
誰かにとっての1番の存在になっていたい。

そうすることで自分の存在する意味も居場所も証明することにつながるからです。
過去形になっていることから、その願いがまだ叶ってはいないのでしょう。

変わりたいと思っていても変われない。
そんなもどかしい自分自身を認めてあげようとしています。

少しだけ 少しだけ 少しだけ 少しだけ
1畳でも居場所が欲しかった

ひとつだけ ひとつだけ ひとつだけ ひとつだけ
僕がここにいる証明を
僕にしか 僕にしか 僕にしか 僕にしか
出来ないことの証明を

僕だから 僕だから 僕だから こんな僕だけどさ
愛しておくれよ
許しておくれよ

ラストサビも1番2番とほぼ同じ内容ですが、
最後「僕だから 僕だから 僕だから こんな僕だけどさ 愛しておくれよ 許しておくれよ」」のフレーズが追加されています。

漫画の主人公のようにはなれなくても自分の存在証明、居場所が欲しいと思っているのに、、、

変わろうとしているのに変われない自分。
自分は何のために生きているのか?という終わりのない答えを模索しもがいています。

自分自身に安心感を与えるために、変われない自分でも愛してくれと許しをこう姿が切ないですね。

自分を否定してしまっている自分がいるからこそ許してと言っているのだと感じました。

美波『main actor』歌詞の意味は?自分の存在意義とはなんなのか?ストーリー性のある楽曲に引き込まれる!!まとめ

いかがだったでしょうか。

美波さんの楽曲「main actor」の歌詞の解釈やミュージックビデオなどについてお伝えしていきました。

繊細な世界観や心の芯に突き刺さるような歌詞、透き通った歌声。
心の叫びをまっすぐに歌う美波さんの楽曲は一度聞いたら病みつきになってしまいますね!!

これからの活動がとても楽しみで目が離せないアーティストですね♪

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です