2019年11月3日に放送されたドラマ「ニッポンノワール」第4話。
前回の流れからすると今回は捜査一課長の南武(北村一輝)が怪しくなってきたという展開ですね!!
才門(井浦新)曰く、克喜(田野井健)は南武の息子であり黒幕であるかもしれない!!
それが果たして本当なのか??
克喜のことをしっかり思いやっている南武の姿をみていると本当に黒幕なのかな?とも思ってしまったり、、
才門と南武に翻弄されまくりの主人公・清春はどう考えているのでしょうか?
それでは「ニッポンノワール」第4話のネタバレあらすじと考察、感想をお伝えしていきます。
「ニッポンノワール」第4話ネタバレあらすじ
黒幕は南武なのか??
冒頭は今までの話の流れを咲良が記事としてまとめているところから始まる。
才門が公安部に裏切られ消息を経ってから1週間がたった。
その間に「10億円強奪事件」と「碓氷薫殺人事件」に関するいくつかの重大な手がかりが見つかった。
清春が碓氷薫と一緒に倒れていた山小屋にあったマークと強盗団のアジトにあったマークが一致。
10億円強奪事件の真相を突き止めていた碓氷薫(広末涼子)のスマホのパスワードのロックナンバーがわかり解除された。
薫のスマホの中には留守電が残されており、その留守電のかかってきた相手は南武だったのだ。
碓氷薫が殺された日に会う約束をしていたことが判明。
しかも薫から才門に送ったメールの内容は「今から真犯人とあってきます。」といった内容だった。
これで南武が黒幕確定か!?と思ったのもつかの間、南武は江國(杉本哲太)と一緒に事件当日海外視察にいっていたという鉄壁のアリバイがあったのだ。
警視庁に集まった面々は南武から才門が消息を経っており黒幕だということを捜査員に伝えた。
才門から南武が黒幕と聞かされていた清春は南武に対して不信感を抱く。
そのあと南武は才門の上司である公安部の仁平に呼び出された。
仁平は南武に「10億円強奪事件」の犯人たちが仲間割れをしたフェイク映像をみせながら「なぜこんな映像を作ったと思う。例の組織に頼まれたんだよ。公安部と捜査一課は犬猿の仲だから南武くんの差し金と思った。公安部を潰すために例の組織を利用したのか?公安部を黒幕に仕立て上げたのは君だろう?!」と迫ります。
しかし南武は「なんのことやら。名前も知らない組織なのに。」と仁平を軽くあしらい否定します。
そして仁平に「我々は何をしでかすかわからない」と脅しをかけたのでした。
夜になり清春たちはいつものたまり場である住んでいるビルの一階にある喫茶ボナーロにいた。
マスターから薫の父親は元警視庁長官という事実を知らされる。
南武が克喜を可愛がる理由として、「周りの弱みにつけ込み利用するのがうまかった。」ということで自分の出世のために克喜を利用したのかもしれないとされていたが清春は克喜の父親が南武だと思っていたのでなんとも言えない表情。
翌日才門に呼び出された清春は指定された場所へと向かう。
タワーで会った才門と清春。
才門は「上から見るとこんなにもちっぽけな存在なのに、いがみ合うのだろう。」と哲学的な発言をし清春に南武を捕まえられそうな証拠が集まったのかということを聞いた。
克喜が「南武さんは絶対に犯人じゃない」という言葉が引っかかっていたのか、才門に「課長がまだ本当に黒幕だとは思っていない。アリバイもある。」と海外視察にいっていたことを話す。
しかし才門に鼻で笑われ、そんなのはお得意の捏造でなんとでもなるからもう一回今までの出来事を洗い直して考えるように促すので会った。
南武の今までの行動を考え直し清春が向かった先はベルムズの元リーダー貴志(栄信)の場所だった。
清春にボコられた貴志は南武に「10億円強奪事件」のフェイク動画を作ったとされるホウライ撮影所に清春を向かわせるよう仕向けたことや、南武のアリバイである海外視察へいった際の偽造パスポートを作ったことを吐いた。
なぜ貴志はそんなことをしたのか?
それは南武が裏で手を回し利用価値があるとされる貴志を刑務所から半年で出所させた恩があるから協力したのだと言う。
再び喫茶ボナーロへ戻った清春はさらなる事実を知ることとなります。
それは江國が南武の手下だということです。
江國の奥さんはドナーが必要なほど重病にかかっており、最新の治療を受けさすため病院の不正で脅し入院費をタダで紹介したからだった。
病院にお見舞いに行っていた江國の元に音声変換をした謎の電話がかかってきた、、、
克喜の父親はだれ??
喫茶ボナーロにて南武の陰口を叩いているとそこに南武本人が登場。
清春だけを呼び出し「お前俺のこと疑ってるだろ?言いたいことがあるならいえ。」と言う。
清春は克喜の父親が南部ではないのか?というと「誰に聞いた?才門か?あいつがそんなことをねぇ。」と否定も肯定もしないあやふやな返事をした。
薫を殺したのは南部か?とストレートに聞いた清春は南武に殴られ、「本当にそう思ってるならここには来てないだろ?」とすべてお見通しという態度で去って行きました。
南武は過去に薫と克喜と一緒に遊園地に来ていたことを思い出していた。
無邪気に礼儀正しくはしゃぐ成長した克喜を微笑ましく思っていた南武に対し薫は「そう見えますか?先月までは手がつけられない状態でした。それが短期間で急に安定するようになったんです。」と克喜の不安定な精神状態を匂わす発言をした。
南武は薫に克喜の父親は誰なのか?と言うことを尋ねると薫は「教えたくありません。」といい回想シーンは終了する。
清春は咲良に克喜の父親が南武かもしれないと言うことを初めて他の人に話した。
翌日、捜査一課内でゲームをしている江國を清春は南武の海外出張のアリバイを崩すために呼び出した。
江國は謎の電話の主にドナー提供を優先させると言う甘い誘惑に心を動揺したが拒否した。
しかし次はどうなるかわからない、、、と言う辛辣な表情の江國を見た清春は江國の靄を感じ取ったのだった。
克喜がもつ写真と江國の裏切り
南武は自分の机に盗聴器が仕掛けられているのを発見した。
公衆電話からの着信に警戒する南武だったがその相手は克喜。
克喜は「母が亡くなった日に南武さんと一緒に映った写真を持っているのですが、それって見つかったらまずいですよね?」と言う克喜に会う約束をとりつけた。
克喜との電話を終え江國に電話をかける南武。
克喜が南武と江國の海外視察のアリバイを崩す証拠写真を持っていると言うことをあえて盗聴器に聞かせるように話した。
南武は盗聴器を仕掛けたのは才門だと思っていたのだが、それは違い盗聴器越しに黒幕?と思われる人物が盗聴をしていた。
一方清春は貴志を連れて闇医者の元へと向かっていた。
闇医者に頼みたいことがあるといい去ろうとした時、克喜から留守電が入っていたことに気づく。
その内容は薫が死んだ日に南武と会っていたこと。そしてその証拠となる写真を渡しに行く。というメッセージを聞いた清春は急いで南武と克喜が会う現場へと向かうのだった。
克喜と南武が会っていたのは薫と3人でいった遊園地だった。
その遊園地は閉鎖しており他に誰もいない。
清春は二人を見つけ南武に対し「才門を誘き寄せるためにこんなことをしたんですよね?才門が襲ってきても江國にサポートしてもらえるよう見晴らしが効く遊園地を選んだ。」と言うと南武の考えはズバリその通りだった。
しかし南武には誤算があった。
それはすでに奥さんの臓器提供のドナーと引き換えに江國は組織についたとして南武を裏切っていたのです。
その瞬間、パンッという発砲音がし裏切った江國に清春は腕、南武は足を撃ち抜かれしまった。
清春も何も対策をせずにここまできたわけではなかった。
江國と奥さんの臓器のことで話した時に江國の裏切りに感づいていた清春は貴志を使って江國の奥さんを誘拐していたのだった。しかしそれは組織に対抗するためで、闇医者奥さんの臓器移植をするということをに頼んでいたのだった。
そのことを知った江國はさらに揺らぎます。
清春は奥さんからの言伝で「私はあなたが笑ってくれさえすればそれでいい。」
そのことを聞いた江國は清春から諭された。
負傷している清春と南武の前に現れたのはガスマスクで武装した人物だった。
絶体絶命のピンチに克喜はパニックに。
克喜を撃とうとした犯人に江國のスナイパーがガスマスクの人物の手元に直撃した。
ガスマスクの男はとっさに逃げるのだがそれを追う清春。
清春に克喜を頼まれたもとに江國が謝罪しにきた。
南武に補助してもらっている病院をやめ近所の病院に移し一からドナー提供を待つことにする。それが自分にとって誇れる選択だということを告げた。
黒幕の名前はニッポンノワール
乱闘のすえガスマスクの人物を追い詰めるのだったが、スマホの画面で山小屋と強盗団のアジトにあったマークを見せられると意識朦朧になってしまい気を失ってしまった。
薄れゆく記憶の中で薫が何か語りかけてきた記憶がよぎる。
江國は南武に取引を持ちかけてきたのはある組織を名乗っていたという。
南武がその発言に驚いていた瞬間、ガスマスクの男が南武に向かって発砲!!
それに気づいていた江國は南武を庇って被弾してしまう。
江國が救急車で運ばれていく際に南武はその組織名を知ることとなる。
その組織の名は『ニッポンノワール』
清春はガスマスクの男にやられてから目を覚ますとそこは才門の車の中だった。
ガスマスクの人物の正体は才門だったのか?
才門は「ガスマスクの人物はセイラが関わっていた警察の地下組織のメンバーあ。極秘プロジェクトを立ち上げた組織の名前はニッポンノワール。」と告げた。
ニッポンノワールという言葉を聞いた清春の記憶から呼び起こされたのは薫からの言葉だった。
「克喜はあなたの子供よ」と、、、
ニッポンノワール 第4話の考察
毎回犯人と疑わしき人物を中心としたストーリーですが、今回は物語が進展したような気がしますね。
伏線として出たのが、
- 克喜の性格はもともと不安定だったが、ここ最近急に落ち着いた。
- 薫の父親は元警視庁長官。
- 南部が人の弱みを利用してがめつい性格。
- 警察の極秘プロジェクトの組織名がニッポンノワール。
- 清春が気を失った際にみたマークが、共通している。
- 南部と克喜は薫が亡くなる当日にあっていてそれを隠そうとしてる。
- 克喜の父親は清春。
また今回も怪しいと臭わせていた南部が犯人ではないような展開になってきましたね。
新しく出てきたガスマスクの人物は果たして今までに出てきた人物の中にいるのでしょうね。
でも明らかにわかりやすくガスマスクの人物の正体が才門ということはないと思います。
そして気になるのがドラマタイトルにもなっている警察の地下組織の名前が『ニッポンノワール』だったということ。
南部が言っていた克喜がキーマンかもしれないという発言。
これにはどう言った意味が隠されているのでしょうか??
薫の父親が元警視庁長官ということは克喜は孫に当たります。
もしかすると清春が父親というのも伏線で警視庁の上官の誰かの隠し子なのかもしれないという考察もできますね。
清春がスマホの画面をみて気絶したということはもしかしたら、催眠術の類のにかかっていて記憶すらも捏造されている可能性があります。
セイラがカウンセラーで秘密組織に関わっているということは人の記憶を操作できると言った人体実験ではないかとも想像できます。
清春がその実験対象で実は地下組織のスパイなのでは??
克喜がいきなり大人しくなったのは地下組織にいつの間にか実験体にされていて、それを知った薫は息子の命を守るために自らの命をかけて捜査を強行したのではないでしょうか??
そうなってくると前回で疑いの目から晴れた才門や今回いい感じに清春たちの目kら逃れた南部もまだまだシロでは無いような気がします。
次回ニッポンノワール第5話で第1部は完結します。
これからの展開がとても楽しみですね!!
ニッポンノワール 第4話を見た感想
【ニッポンノワール】第4話ネタバレあらすじと考察 真犯人は南武!?新たな展開に驚愕!!まとめ
いかがだったでしょうか??
急展開を迎えてきたニッポンノワールですが、もしかしたら今までの展開との繋がりもたくさん出てきているのかもしれませんね。
ここにきて急に地下組織なんちゃらかんちゃらで悪の組織と戦う的な展開にはならないような気がします。
次回の第5話では一部完結ということで物語の全貌が明らかになってきそうな予感がします。
そしてまたまた3年A組の登場人物であるすな華が出演していましたね。
これは友情出演なのか、後々に繋がってくるのかも楽しみの一つです。
では次回のニッポンノワールも楽しみに待ちましょう〜!!