4人組ミクスチャーバンドKingGnuは2019年の一番バズったバンドと言っても過言ではないですよね?
メジャーデビューして1年ほどでミュージックステーションや紅白歌合戦と今人気急上昇中のバンドです。
KingGnuの楽曲は廃退的でありながら先鋭的でもあるとして中毒者が続出です。
今回はそんなKingGnuの楽曲の中から「Hitman」の歌詞の意味やCMタイアップについてお伝えしていきたいと思います。
それではいってみましょう〜!!
KingGnu「Hitman」ってどんな曲??
Hitman/King Gnu
Bメロからサビの間奏を聞いてほしい!優しい→ラスボスみたいになってる感じがする、響きがすごい綺麗で広がってる感じ pic.twitter.com/v3M29PR0D4— 明里 (@_aiirosukisa) August 2, 2019
通算2枚目のアルバムとなる「Sympa」の6曲目に「Hitman」は収録されています。
「Hitman」はMVがありません。
このアルバムはトータルのテーマというのはないのですが、飽きがこないといいますか一曲一曲の完成度がやばいくらい高いです!!
サンプルボイスや無線の通信音などが収録されている「Sympa I」から「Sympa IV」までアルバムの途中で繋がりを見せるためにあるそうです。
「Hitman」はアルバムに収録される前もライブで度々披露されていた曲でギターソロを入れたことによって生まれ変わったとメンバーはインタビューで答えています。
常田:ライブでやってた曲がベースになってますね。ライブでは俺ギター弾いてなくてずっと鍵盤弾いてたんですよね。
井口:音源にした時にライブの熱量が伝わらなくて苦労しましたね。
常田:ライブだと音数が少なくてシンプルだけど映えるんですけど、音源だとシンプルすぎて面白味がなくなるので、そこに足したって感じですね。
井口:Cメロの最後コーラスで重ねてギターソロで熱くして。あと、歌詞が変わったりCメロがガラッと変わったり……けっこう右往左往しました。
「Hitman」は直訳すると「殺し屋」という意味があります。
かなり攻めたタイトルですね〜。
でも楽曲の中ではそういった意味ではなく、心に撃ち抜くといった意味合いが合うと思います。
聞いた人の心を撃ち抜く!そんな楽曲になっています。
メンバーは「Hitman」に対してこのようにコメントをしています。
「Hitman」は大坂なおみ出演CM
https://youtu.be/Q0J9IkpnEss
大阪なおみさん出演の「ANA グローバル」のCMソングとしてタイアップされた「Hitman」。
字幕なしバージョンはこちら。
2バージョンがあります。
同じくANAの国内版CM「」でもKingGnuの「」が起用されています。
[keni-linkcard url=””]楽曲が使われている部分はイントロがメインになっていますが、シンセのデジタル音がかっこよく繊細で爽快感がある曲と大坂なおみさんの力強い雰囲気と繊細なテニスのプレーが両方ともにあっていますね。
2019年全豪オープンで日本人初となる優勝を果たした大坂なおみさん、ミュージックステーションに出演や紅白歌合戦への参加も決まったKingGnu。
両者共に注目されているのでこれからも楽しみですね〜。
KingGnu「Hitman」の歌詞の意味は??
それではKingGnu「Hitman」の歌詞の意味をみていきましょう!!
吹き抜けてるはずの未来は?
子供の頃に見た夢は?
いつの間にこんなにも
曇って見えるんだろう
『吹き抜けている』=『何も遮るものがない』
自分の将来について色々な理想があった頃のことを忘れてしまったり考えることをやめてしまった現代人にあるあるなことですよね。
小さい頃にみた夢や目標は大人になるにつれて、現実を知りいつの間にか忘れてしまったり諦めてしまったりしてしまいがちです。
現実を知れば知るほど生きることに必死になってしまい夢や目標は心の隅に追いやられてしまいます。
心にフィルターがかかってしまい、現実と理想とのギャップを感じている心情なのでしょう。
東京航海
行き交う誰もが皆
人知れず重荷を背負って
それでも前を向いて
歩いているのでしょう
東京航海は東京の人混みの多さを表しています。
人には人それぞれの悩みがあり、誰しもがそういった悩みを抱えながら生きている。
苦しくももがきながら必死に前を向いて進んでいってる人々に対してのメッセージがわかります。
今なら僕ら
目を瞑っていたって
未来へ駆けてゆけるの
ぼやけた視界を擦って
あなたの心の奥底を狙って
弾を撃て
このサビ部分に登場する『僕ら』というのはKingGnu、
そして『あなた』というのは聞いている全ての人
KingGnuがそういう悩める人たち心のフィルターを撃ち抜いて全てを引っ張っていってくれる!!
彼らのこれからの活動への意気込みのようにも感じます!!
何気の無い会話や仕草の
温もりに気づかないままで
世界が終わりかのように
息巻いてさ
当たり前じゃないことが当たり前のように慣れきってしまって、
そこに対する人の温かみに気づかないままで、色々と求めてしまっています。
”世界が終わりかのように”というワードは何も希望がないということのあらわれ。
息を巻くには『激しく言いまくる・息づかいを荒くして怒る』という意味があります。
希望がないことに対して怒りを覚えているのでしょう。
しかし怒りの裏には、当たり前と思っていた人の温もりが隠されていることに気づかないのです。
東京交差点
仮面の下には
皆別の顔が隠れているのでしょう
でももう怖がらなくていいんだよ
笑顔の仮面を取れ
東京交差点はスクランブル交差点のように人が行き交う場所。
毎日を何も考えないで生きていく裏には本当は夢や目標があるのに、それを出せない仮面を被って生活をしています。
大人になるにつれて社会へ適合しようと自分をだましだましにすることで、前述した人の優しさに気づけなくなってしまっています。
そんな現代を生きる人たちへの後押しのメッセージが、
『仮面を取れ』というワードに込められています。
怖がることはない、自分のやりたいこと、自分の気持ちに対して素直に行動しよう!
KingGnuの前ではそんな偽りの自分を解放してくれ!!というリスナーへの思いもありそうです。
行ったり来たり繰り返して僕ら
喜びも悲しみも全部
あなたと笑いあえるのならば
それ以上他に何も望まないの
生きていればそりゃいいことも悪いこともあります。
もちろんKingGnuのメンバーも一般人も関係ありません。
喜びや悲しみを全て分かち合える、そして笑いあえる。
そういう気持ちになる仲間と出会えることこそ最高のことではないでしょうか??
それ以上のことは欲となってしまい不必要なわだかまりや不満などを生み出してしまいますよね。
『あなた』をリスナーとして捉えるのであれば、どれだけファンを大事にしているかわかります。
一体全体何を信じて歩けばいいの?
何にすがりつけばいいの?
時の流れは酷く残酷で
未来なんていつだって不確かで
強がらなきゃやってらんないさ
霧があなたを覆い隠すのならば
狙いを定めて曇り空を撃ち抜いて
苦悩や葛藤を抱える悩める現代人へ向けた歌詞ですね。
何をしていても生きていれば時間は平等に流れていきます。
決められた未来なんてありません。
それでも夢や希望を持っていなければ生きる活力を見出せない。
そんな人たちへKingGnuの「Hitman」が心のモヤモヤを吹き飛ばしてくれることでしょう。
KingGnu「Hitman」の歌詞の意味は??ANAのCMタイアップ曲!!まとめ
いかがだったでしょうか??
KingGnu「Hitman」の歌詞の意味やANAのCMにタイアップしていることについて色々とお伝えしていきました。
今までライブで培ってきたものを実験的に色々試し、その音に対する情熱は流石の一言ですね!!
KingGnuの歌詞は人間なら誰しもが持っている不安や葛藤に対して歌っている曲が多いです。
「 Hitman」もただのアルバムの一曲に収まるような曲出ないと思いますし、本当にどの曲を聞いても完成度が高すぎですね!!
これからもどんどんと活躍の場を広げていくであろうKingGnuの活動が楽しみです。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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