20代から30代に絶大なる人気を誇るアーティスト米津玄師さん。
米津玄師さんは元々ボカロPとして活動しており人気を集めていました。
今回は米津玄師さんの「フローライト」の歌詞の意味についてとMVに登場する子役や赤い怪獣についてお伝えしていきたいと思います。
米津玄師「フローライト」ってどんな曲??
「フローライト」は2015年10月17日に発売された米津玄師さんの3枚目のアルバム「Bremen」の2曲目に収録されている楽曲です。
タイトルの「フローライト」とは宝石の名前です。
日本では『蛍石』という名前で知られています。
パワーストーンとして知られる「フローライト」は豊富なカラーバリエーションがあり、
アクセサリーとしても人気です。
フローライトには『大人になるにつれて固定化されてきた思考パターンや抑圧された感情から自分自身を解き放つ為に働き、子供の頃の自由で無邪気な発想や思考力を高めてくれます。 脳や海馬を活性化させ、明晰性や記憶力を高める石でもあり、受験勉強の時などに持っていると頭の疲れを和らげる』という効果があると言われています。
そのことから「天才の石」とも呼ばれており、凝り固まった考えから解き放ち自由な発想をもたらしてくれるとも言われています。
パワーストーンやタリスマンを信じるか信じないかは人それぞれですが、
大切な人からもらった場合には相手との繋がりを感じさせてくれるものではないでしょうか。
この「天才の石」と呼ばれる「フローライト」が歌詞とどう関わってくるのかも気になるところですね。
米津玄師「フローライト」のMVはどんなの??あらすじ
アルバム「Bremen」が発売される前に公開されたMVとして「フローライト」は注目を集めました。
MVには子役の男の子と女の子、そして米津玄師さんとともに登場する赤い怪獣が登場します。
物語として子役の男女が遊んでいるときに米津玄師さんと赤い怪獣がやってきます。
怯える男の子をよそに女の子は赤い怪獣に歩み寄り、石を口から吐き出した「フローライト」を受け取ります。
石を受け取ったことが友達になった証なのでしょうか、子供達と赤い怪獣、米津玄師さんは一緒に遊んでいます。
サビでは登場人物とシャボン玉がメインとなっていますね。
最後は子役と赤い怪獣は仲良くなりますが、そこに米津玄師さんの姿はなくMVは終わります。
見た目はイカツイ赤い怪獣ですが、ずっと見てると愛着が湧いてきます♪
「フローライト」に登場する子役と赤いやつは??
MVに登場した子役と赤い怪獣は誰なのかが気になったので調べてみました。
子役の男の子と女の子は一体誰なんでしょうか??
確かなことはわかりませんでしたが、
噂されている子役はいます。
男の子の名前は春日結心(かすがゆら)くんです。
https://twitter.com/phaidophilia/status/972337758936055808?s=20
女の子の名前は正式な発表がないのでわかりませんが、ファンの間では男の娘かもしれないと騒がれているようです。
うちの心の中の姫仏ちゃんは髪色と瞳だけが違うけど金髪紫眼だったら119%姫仏ちゃんな米津さんのフローライトに出てくる男の子です( ˇωˇ )可愛すぎる(この子役の名前発表されてないから分からないけどファンの間では男の娘として見られてるみたい。めっちゃ姫仏。) pic.twitter.com/UCSzJI5uGo
— かるぴす@雑多垢 (@makaron_714tea_) June 23, 2019
ムックのような赤い怪獣のことも詳細はわかっていませんが、
ファンの中では人気があるキャラクターですね。
あとフローライトにでてくる赤いモフモフもすき
口で縄跳びまわす pic.twitter.com/BTE7f5VASR— うにゃ (@unyaokogoto2) November 3, 2017
米津玄師「フローライト」の歌詞の意味を考察
それでは米津玄師さんの「フローライト」の歌詞の意味を考察していきたいと思います。
MVから判断するに前提として主人公は男の子で、
君というのが幼馴染の女の子で片思いしているとして説明していきます。
君が街を発つ前の日に
僕にくれたお守り
それが今も輝いたまま
君は旅に出ていった
今は何処で何をしているかな
心配なんかしていない
君のことだからな
MVから考えると主人公と君は幼い頃に親の転勤か何かで引っ越ししてしまい離れ離れになってしまい、その別れの際に君にもらったお守りというのが「フローライト」なのでしょう。
今は君と一緒にはいなけれども主人公は「フローライトのようにこのお守りが輝いている限り君も元気にやっているだろう」と思い出し再開を願っているのかもしれません。
君が思うよりも君は
僕の日々を変えたんだ
二人でいる夜の闇が
あんなに心地いいなんて
この世界のすべてを狭めたのは
自分自身ってことを
君に教わったから
MVの中に登場した赤いやつと米津玄師さん。
男の子がおどおどしているのに対し女の子は赤いやつに近づき、口から「フローライト」の石をもらいます。
何をするにも男の子よりも一歩先に女の子が行動しています。
このことからわかるのが今までずっと自分の世界に閉じこもっていた主人公に、
知らない世界を見ることや恐れないという大切なことに気づかせてくれました。
「この世界のすべてを狭めてたのは 自分自身ってことを 君に教わったから」という歌詞から、
今ある世界を狭めているのは他人や環境ではなく自分自身の心というのを教えてくれたのが君だということもわかります。
壊そうと思えば瞬く間に
壊せてしまうものを
僕はまだ壊れそうなほど
大事に握りしめている
フローライトは柔らかく割れやすく、水にも溶けてしまうという性質を持っています。
それだけ壊れやすいものを大事にしていることから、
主人公が君にもらったお守りをどれだけ大事にしているのかが伺えます。
フローライト フローライト
こんなものが世界で一番輝いて見えるのは
フローライト フローライト
きっと君が大切でいる何よりの証だろう
物質として脆い鉱石であるフローライトですが、
君がくれたものだからこそ主人公には世界で一番輝いて見えます。
主人公はお守りとして渡されたフローライトに君を重ねとても大切だと自覚しています。
確かめていたんだよ僕らは
ずっと目には見えないものを
ふいにそれは何かを通して
再び出会う
目に見えないものというのは主人公と君との精神的なつながりだと思います。
運命の赤い糸のようなものですね。
今は一緒にいないからけれども君と過ごした時間と思い出を通して、
お守りを通して思い返しているのでしょう。
二人の信頼関係がこの歌詞から伺えます。
夜が明ければ陽が昇る
道は永遠に続く
素敵な魔法で溢れてる
僕らは今を生きているそれと同じくらいに君のことを
信じてるってことを
君は笑うだろうか
生きてさえいれば明けない夜はありません。
道というのは人生のことではないでしょうか。
人生生きていれば魔法のように美しいものに出会ったり楽しいこともたくさんあります。
しかし現実はそういった物事ばかりでなく辛く苦しいことも多々あります。
このことから主人公の君への盲目的な信頼の度合いがわかります。
「君は笑うだろうか」という歌詞から大げさにいっていることは自覚しているようです。
現実と非現実が対になっていますね。
確証なんてのは一つもない
でもね僕は迷わない
君が信じたことなんだから
僕にはそれで十分さ
確証がない世界で迷わず進むことができるのは、
君が見せてくれた世界が素晴らしかったから。
「君が信じたことなんだから」という歌詞から、
これさえあれば主人公にとって十分に前に進むことができる理由となります。
確証よりも信頼が大事という主人公の考えですね。
フローライト フローライト
こんなものが泣いているように
見えるような気になるのは
フローライト フローライト
いつか君が泣いていた顔を
ふっと思い出すからだろう
見る角度によって様々な変化を見せるフローライト。
時には君が見せた悲しい表情を思い出すこともあります。
全てにとって完璧な君じゃなく弱みを見せてくれたこともあるからこそ、
主人公が君を信じている要因の一つなのかもしれません。
説明がつかない僕らの
こんな心も全て通して
いつだって君が笑えるような
幸せを願う
自分で自分の気持ちがわからなくなることもあります。
言葉では表せないけど二人の関係はフローライトを通して示してくれます。
1番Aメロでは心配していないと言っていた主人公でしたが、
心の奥底では本当は心配しているし君がいないことに対して寂しく思っている部分もあるでしょう。
遠く離れた君が笑っていてくれたらと主人公は願っています。
そしてラストサビへ続き、フローライトを通してまたいつか君と出会えることを願い幕を閉じます。
米津玄師「フローライト」の歌詞の意味を考察!MVあらすじと子役と赤いやつは??まとめ
いかがだったでしょうか??
米津玄師さんの「フローライト」のMVに登場する子役と赤いやつと歌詞の意味についてお伝えしていきました。
一緒に過ごした掛け替えのない時間と価値観を素敵な世界観で伝えてくれる楽曲でした。
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