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米津玄師「爱丽丝(アリス)」の歌詞の意味は?KingGnu常田大希も参加!!

米津玄師さんは徳島出身のアーティストで、今や日本で知らない人はいないのでは無いか?というくらい有名なアーティストです。

おなじみの「Lemon」をはじめ、数々の心揺さぶる楽曲を制作しています。

今回紹介するのは「爱丽丝(アリス)」という楽曲です。

最初は「え?中国語?文字化け?」なんて思ってしまい読み方がわからなかったのですw

そんな「爱丽丝(アリス)」の歌詞の意味やテーマについてお伝えしていきたいと思います。

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米津玄師「爱丽丝(アリス)」ってどんな曲??

米津玄師さんのメジャー3枚目のアルバム「BOOTLEG」の11曲目に収録されています。

「爱丽丝」の読み方は「アリス」と読み、中国表記になっています。
米津玄師さんの友人・CHiNPANさんがつけていたタトゥーシールから引用したそうです。

CHiNPANさんの首に「爱丽丝」の三文字があります。
ここから米津玄師さんはイメージを膨らませて、「爱丽丝」を作っていったようですね。

ルイスキャロルの児童小説「不思議の国のアリス」がモチーフとなっており、ディズニーの「ふしぎの国のアリス」のイメージを持っている人も多いのではないでしょうか??

歌詞には「不思議の国のアリス」を見たことがある人にはわかる単語が結構登場します。

なお「爱丽丝」にはMVがありません。

米津玄師「爱丽丝(アリス)」にはKingGnuの常田大希もに参加している

「爱丽丝(アリス)」のアレンジとギターにKingGnuのリーダーが参加しています。

米津玄師さんもkingGnuの楽曲のセンスをべた褒め!!
過去には最近一番好きな曲ということでKingGnuの曲もあげていました。

天才たちが集まるととんでもない曲になるのは間違い無いですね。

他にも「爱丽丝(アリス)」のレコーディングに携わったのは、ベースに八十八ヶ所巡礼のマーガレット廣井さん、ドラムにパスピエの矢尾拓也さんが参加しています。

 

米津玄師「爱丽丝(アリス)」の歌詞の意味は??

「不思議の国のアリス」のイメージと共に「爱丽丝(アリス)」の歌詞の意味を考察してみます。

真っ逆さまに落っこちた ふとした刹那につまづいて

マンホールの中に落っこちた そこからはパラノイア

不思議の国のアリスをイメージしたフレーズがいきなりでてきます。

「真っ逆さまに落っこちた」というのは、アリスが白ウサギを追いかけて「ウサギ穴」に落ちることを表していますが、それがマンホールに変わっています。

パラノイア=ある妄想を始終持ち続ける精神病

日常からの脱出ということをいっており、これから主人公のアリスは精神世界への入り口に入ってしまうのでしょうか??

姦しまやかしお伽の国で 兎の背中を追いかけていた

どこかの誰かが蓋を開いて ばら撒いた空騒ぎを見ていた

「姦しまや」は「かしまや」と読み、意味は悪賢い・騒々しいという意味があります。

「まやかし」はそのままの意味で、偽物・人目を誤魔化すという意味。

お伽の国もそのままの意味で、おとぎ話に出てくる、美しく楽しい世界という意味。

これらを踏まえると見えてくるのが「不思議の国のアリス」の世界です。

「先ほどの騒々しい白ウサギを偽物の精神世界で追いかけている」ということになるのではないでしょうか??

先ほどのマンホールを開いたことで、溢れ出した騒々しい精神世界へと主人公が入って行ったことを表現しているのだと思いました。

曖昧な意識で彷徨った 摩訶不思議なアドベンチャー

虚しさを抱えたまんま 愛を使い果たした

何の話をしていたっけ フラついて零したブランデー

全てを明日に任せて踊ろうぜもっと

摩訶不思議なアドベンチャーって言葉はドラゴンボールを思い出してしまいますが、これも不思議のアリスの世界を表現していると思います。

まとめると「思いのままに今を生きる。」というのを「全てを明日に任せて踊ろうぜ」っていうワードに載せていると思います。

不思議な世界に迷い込んだ主人公の精神世界の様子を表しているのでしょう。

ブランデーというワードからめくるめく世界に酔っ払っていることがわかります。

世の中に対して虚無感を抱いており、確かなことなど何もない、過去も未来もどうなるかわからない。

明日のことはわからないなら、今を踊って楽しもう!という解釈をしました。

真っ逆さまに落っこちた さよなら数多のつまらぬ日々よ

計画もなく息巻いて 飛び込んだメトロの中

こんな日々すら万が一 夢幻ならどうしようか

まあそんならそれで大歓迎 こんにちは元の鞘

世間から外れてしまったことが伺えます。
マンネリ化した毎日から脱出した主人公の姿。

メトロとは地下鉄という意味。

自分が思いのままに生きていきた結果として表舞台から抜け出してしまい、社会不適合者なのかもしれません。

もしその飛び込んだ世界が元の世界と同じだったらどうしよう。

「この街はもう駄目だすぐ逃げろ」と メゴラに跨る魔女が言う

実を言うならばそんなこと知ってんだ とかくわたしは疲れ果てたんだ

メゴラとは1921年から1925年ごろに生産されたドイツのおしゃれバイクです。

魔女のイメージといえば箒(ホウキ)があると思いますが、オートバイで表現するあたりが米津玄師さんらしい表現だと思います。

歌詞のところどころに出てくる「マンホール」などの現実味を帯びた言葉には、
本当は現実がわかっているが現実を見たくないということだと思います。

「この街はもうだめだ」という言葉は現実逃避している精神世界から抜け出せ!という意味があり、
魔女は世間体をさしているのではないでしょうか?

自分の世界に閉じこもっていてはダメだということはわかっているものの、世間体に疲れてしまった主人公の姿が浮かびます。

 

遠くで何かが燃えていた 真っ黒焦げ星とタイヤ

側には群がる人と 目を見張るドローン

何の話をしていたっけ 染み付いて残ったブランデー

全てを明日に任せて踊ろうぜもっと

最初の一行目にある「真っ黒焦げ星とタイヤ」は「メゴラに跨る魔女」のことをさし、
「目を見張るドローン」は野次馬だったりメディアに踊らされるネットの住人のことではないでしょうか?

そうすると「遠くで何かが燃えていた」というのは炎上という意味合いになると思います。

誰が何を話しても一般論?と違いが生じればすぐに炎上してしまう現代。
でもそんな炎上したことでさえ、すぐに忘れ去られてしまう世の中の流れも表現しています。

そんな「メゴラに跨る魔女」に惑わされないで、もっと自由に表現していこいうぜ!というメッセージ性を感じました。

 

米津玄師「爱丽丝(アリス)」の歌詞の意味は?KingGnu常田大希も参加!!まとめ

いかがだったでしょうか??

「爱丽丝」の歌詞の意味やKingGnu常田大希さんらが参加していることについてお伝えしていきました。

本家の「不思議の国のアリス」は主人公が不思議な国へ迷い込んでしまうのですが、
米津玄師さんの「爱丽丝」は現代という何もかも情報に踊らされてしまう不思議な世界へ紛れ込んでしまったという皮肉もあるのかもしれません。

どことなくボカロP時代のハチの時のような楽曲に似ているな〜と思いました。

他にもいろんな解釈があると思いますので、色々考察してみると面白いかもしれませんね。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました♪

 

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