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星野源「Crazy Crazy」歌詞の意味を考察!!PVはクレイジーキャッツに影響された??

星野源さんといえば歌手に俳優に執筆活動にマルチな才能の持ち主ですよね。

どこか憎めないようなキャラクターもあり世代を問わず人気があるアーティストです。

今回は星野源さんの「Crazy Crazy」の歌詞の意味やPVについてもお伝えしていきたいと思いますのでお付き合いください。

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星野源「Crazy Crazy」ってどんな曲??

「Crazy Crazy」は2014年6月11日に「桜の森」という楽曲と共に発売された星野源さんの7枚目の両A面シングルです。

星野源さんの4枚目おアルバム「YELLOW DANCER」にも収録されています。

くも膜下出血にて入院していた星野源さんの復帰後作品でもあります。

最初は手術後にできた悲しいバラード調の楽曲がベースでしたが、
もっと明るい曲にしたいということで大幅に作り変えたそうです。

タイトルの「Crazy」には狂った、突拍子もなく、という意味がありますが、
星野源さんが尊敬するバンド・クレイジーキャッツの名前を拝借したことでつけらました。

このタイトルと歌詞の世界観、また星野源さんがなぜ明るい楽曲に作り変えたのかというところも気になるところですね。

星野源「Crazy Crazy」のMVはどんなの??クレイジーキャッツのオマージュ?

古き良き昭和の時代を感じさせるようなモノクロのPV。

お揃いのスーツにジャズバンドを連想させるような形態、
そして「Crazy Crazy」というタイトル。

そうなんです!これは1960年代に一世風靡した伝説のバンド「ハナ肇とクレージー・キャッツ」へのオマージュなんですね。

ハナ肇とクレージー・キャッツは音楽とコメディを融合させエンターテイメント性が高いバンドです。

星野源さんは過去に精神的に病んで不安神経症になってしまい不登校になった時期がありました。

そんな時クレイジーキャッツの「黙って俺についてこい」という楽曲で、
「そのうちなんとかなるだろう」という歌詞に救われたそうです。

それ以来クレイジーキャッツをリスペクトし心の支えとなっているとコメントしています。

星野源「Crazy Crazy」の歌詞の意味について考察してみた!!

闘病中に作曲し、歌詞の中にはクレージー・キャッツのメンバーである『植木等』さんや『ハナ肇』さんの名前も隠されているそうです。

それではそんな遊び心溢れる星野源さんの「Crazy Crazy」の歌詞の意味について考察していきましょう。

お早う始めよう 一秒前は死んだ
無常の世界で やりたいことは何だ

1番Aメロ部分です。

「1秒前は死んだ」という意味深な歌詞があります。
起きた瞬間に死んだとはパンチが効いてますね。

これは1秒前の過去であっても変えることはできない。
また夢の中でどん底にいるような気持ちになっていたのかもしれません。

どちらにしても過去のことに縛られずに、
今を大事にしていこうという風に考えられます。

無常の世界というのは仏教用語で人の世がはかないことを意味します。
そんな世界の中で自分がやりたいことはなんだと問いかけてきます。

ちなみにクレイジーキャッツのハナ肇さんの名前が出てきていますがお気づきになりましたか?

正解は、

「始めよう」=ハナ肇(はじめ)

でした。

愛しいものは雲の上さ
意味も闇もない夢を見せて

2番Bメロ部分です。

自分の夢や目標は遥か先にあるもの。

常に変化し続ける世の中でも絶望せず諦めず、
闇のない明るい世界が見たいと言っています。

星野源さんの生き方が出ている部分ですね。

Crazy Crazy可笑しい頭揺らせ
Crazyくるってどうかしてると笑えば
まだあの声がする

1番サビ部分にタイトルになっている「Crazy Crazy」という歌詞が登場します。

ヘッドバンキングをする集団の演出がPVの中にもありましたね。
滑稽なくらい頭を揺らしてバカになるくらい楽しんでいこう。

苦しくなった時でも笑うことができれば乗り越えることができる。
そんな風に言っているような気がします。

「あの声」というのはクレイジーキャッツの歌声のことではないでしょうか。
星野源さんは闘病中にクレイジーキャッツの歌を思い出し歌詞を書いたのかもしれませんね。

銀幕の彼方
君が教えてくれた

2番Aメロです。

銀幕というのは映画のスクリーンのことです。

そんなスクリーンの奥から見せてくれた新しい世界を君が教えてくれた。
ここでもやはり『君』という歌詞もクレイジーキャッツのことを指しているのだと思います。

俳優としても活動していたクレイジーキャッツのメンバーは星野源さんと通ずるものを感じます。

感性が豊かすぎたために陥った闇の世界にいた星野源さんにとって、
スクリーンの中にいるクレイジーキャッツは輝いて見えたのかもしれません。

等しいものは遥か上さ
谷を渡れ 欲望を越えろ

どんなに偉大な人であってもいつかは死が訪れます。

等しいものというのは生命のことで死は平等だということ。
「遥か上」というのは天国を指すのだと思います。

いずれは死んでしまうのだから生きている間は、
困難を乗り越えて頑張っていこうという自分に喝をいれているようにも感じます。

ここでもクレイジーキャッツのメンバーの名前が出ていきます。

等しいもの=植木等さん、谷を渡れ=谷啓さんのことです。

Crazy Crazy可笑しい頭揺らせ
Crazyくるってどうかしてると笑えば
まだあの言葉が

2番サビですがほとんど内容は一緒です。

最後の部分が1番では「まだあの言葉がする」となっていましたが、
2番では「まだあの声が」で止まっていることから少しづつ消えていっている印象を受けました。

沈む夕日が頬を染め
寄せて返す 海が燃えている

夕日が海に照らされ燃えているように見える情景。

その情景と重ねて自身の心は熱く燃えているのかもしれません。

Crazy Crazy可笑しい心踊れ
Crazyくるってふざけた場所で逢おうぜ
Crazy Crazy可笑しい頭揺らせ
Crazyくるってどうかしてると笑えば
あのただ優しい歌声はまだ続く

ラストサビです。

最後に「あのただ優しい歌声はまだ続く」という歌詞が追加されています。

2番のサビでは消え去りそうな印象を受けましたが自分の中で再確認し、
まだクレイジーキャッツの声に思いを馳せながら自分を奮い立たせたのかもしれません。

人はいつか死んでしまう。
だからこそ一生懸命に狂ったように生きようというメッセージなのかもしれませんね。

星野源「Crazy Crazy」歌詞の意味を考察!!MVはクレイジーキャッツに影響された??まとめ

いかがだったでしょうか。

星野源さんの「Crazy Crazy」の歌詞の意味とMVはクレイジーキャッツをリスペクトした楽曲となっていました。

くも膜下出血で生死の狭間を経験した星野源さん。

ほんとは辛い状況だったのにも関わらず、
あえて明るい楽曲にしたのは人生を楽しんでいる星野源さんの生き様のようにも思います。

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