突如として現れた新世代のアーティスト・Vaundy
インスタやTikTokの広告で「東京フラッシュ」や「不可幸力」でなんだこの
Vaundy「僕は今日も」ってどんな曲??
「僕は今日も」は2020年2月7日にyoutubeにて公開されたVaundyさんの楽曲です。
今まではyoutubeでしか聞くことができなかったのですが、
ついに各種ストリーミング配信サービスでも聞くことができるようになったのでヘビロテしてください!!
僕は今日も
配信開始https://t.co/0paQbj4D6t pic.twitter.com/Kqm7Ct9vQ2— Vaundy (@vaundy_engawa) February 6, 2020
タイトルになっている「僕は今日も」という言葉はなぜか哀愁を感じてしまいます。
「今日もできなかった」、「今日も無駄に過ごしてしまった」など後悔の念があるのかもしれません。
このタイトルは歌詞の意味と深く繋がる部分があります。
Vaundy「僕は今日も」のMVについて
モノクロのイラストが印象的なな「僕は今日も」のミュージックビデオ。
これは一体何枚描いたのだろうかと思わせるくらい、
いろんなタッチのイラストで後半かけて色がついてきついていく演出も素敵です。
たくさんの人から色をもらい混ぜ合わせ、
自分が出来上がっているという意味があるのかもしれません。
Vaundy「僕は今日も」の歌詞の意味は??
それではVaundyさんの「僕は今日も」の歌詞の意味について考えていきたいと思います。
母さんが言ってたんだ
お前は才能があるから
「芸術家にでもなりな」と
また根拠の無い夢を語る父さんが言ってたんだ
お前は親不孝だから
1人で生きていきなさい
また意味もわからず罵倒する引用:「僕は今日も」作詞作曲 Vaundy
1番Aメロ部分です。
両親の主人公に対する気持ちを言っています。
優しい母親の言葉ですがどこか冷めた態度の主人公。
自分にはそんな才能がないことを感じているのかもしれません。
父親は少し厳しめなのでしょう。
あえて突き放す優しさをまだ気づかずに罵倒という風に受け取っています。
幼少期に親の言うことをただ俯瞰的に聞いていた主人公が映し出されています。
今でこそフェスに参加するほどの実力をつけワンマンライブも決定してこれからを注目されているアーティストになりましたが、幼い頃は親の言うことに違和感を感じていたのでしょう。
1人ではないと暗示をして
2人ではないとそう聞こえて
思ってるだけじゃ そう 辛くてでも
そうする他にすべはなくて
愉快な日々だと暗示をして
不協和音が 聞こえてきた
抑えてるだけじゃ そう 辛くて
だから この気持ちを弾き語るよ
引用:「僕は今日も」作詞作曲 Vaundy
暖かい家庭の中にいても孤独を感じていた主人公。
自分自身に一人ではないと暗示をかけ、
他にこの孤独から抜け出す方法がなかったという辛い現状からの現実逃避のように感じます。
当たり前に生きている日常に不協和音という違和感を感じ、
自分自身に暗示をかけて納得させるだけじゃなく伝えることが大事だと気づきます。
そして歌にすることでその気持ちを吐き出すのです。
もしも僕らが生まれてきて
もしも僕らが大人になっても
もしも僕らがいなくなって
いても そこに僕の歌があれば
それでいいさ引用:「僕は今日も」作詞作曲 Vaundy
1番サビです。
もしもという仮定の世界をいくら考えたとしても、
そこに自分が生きているという証があればそれでいいというのが「そこに僕の歌があればそれでいいさ」という歌詞に込められているのではないのでしょうか。
もしこれから先に自分が忘れ去られてしまったとしても、
少しでも自分のことを覚えてくれる人がいればどれだけ嬉しいことか。
Vaundyさんの音楽に対する思いが伝わる歌詞ですね。
彼女が言ってたんだ
あなたはカッコイイから
イケメンじゃなくてもいいんだよ
また 元も子も無い言葉を君は言う引用:「僕は今日も」作詞作曲 Vaundy
2番Aメロ部分です。
人としてかっこいいからイケメンじゃなくてもいい。
主人公にとってはその慰めの言葉がコンプレックスを指摘し悲観的に感じているのでしょう。
イケメンがかっこいいとされる世の中に対する皮肉のようにも捉えられます。
優しく元気づけるような言葉でも決して本心から言っている訳ではない。
そ彼女の気持ちをわかるけれども腑に落ちない感情に陥ります。
僕はできる子と暗示をして
心が折れる音が聞こえた
思ってるだけじゃ そう 辛くてでも
そうする他にすべはなくて
明日は晴れると暗示をして
次の日は傘を持って行った
抑えてるだけじゃ そう 辛くて
だから この気持ちを弾き語るよ
引用:「僕は今日も」作詞作曲 Vaundy
2番Bメロ部分です。
1番と同じくどこにいても孤独を感じる主人公の心情を表しています。
自分ができる子供、周囲から期待される人、
そのプレッシャーに耐えられず周りとのわだかまりが生じてしまいます。
本当の自分はそんなに立派ではない。
心でそう思っているだけでは何も変わりません。
どうにかしてこの気持ちを伝えなければいけないとわかってはいるものの、
自分に暗示をかけ心を押し殺しています。
傘は雨をイメージさせ、雨は悲しみの象徴。
晴れたらいいとは思っていても自分の辛さや悲しみとは裏腹な行動をとってしまう主人公。
どうせこの気持ちは誰もわかってくれない。
主人公の悲痛な心の叫びが伝わってきます。
でも歌にすることでこの押し殺している気持ちを伝えようとしています。
ピアノの音が聞こえる
ガラガラの声が聞こえる
枯れてく僕らの音楽に
飴をやって もう少しと
その気持ちを弾き語るよ
引用:「僕は今日も」作詞作曲 Vaundy
Cメロ部分です。
自分の根幹になっている音楽。
ピアノの音、ガラガラになるまで声を枯らして歌い続けたのかもしれません。
飴と鞭という言葉があるように辛い毎日であったとしても、
音楽をやっていればいつかは芽が開くという希望を感じています。
それは私たちの人生と同じではないでしょうか。
夢や希望というのはなかなか実現することは難しいです。
今にも消えてしまそうな不安定な気持ちを、
飴という希望に向かって自分自身を奮い立たせラストサビへ向かいます。
もしも僕らが生まれてきて
もしも僕らが大人になっても
もしも僕らがいなくなって
いても そこに僕の歌があれば
それでいいさ
もしも僕らに才能がなくて
もしも僕らが親孝行して
もしも僕らがイケていたら
ずっとそんなことを思ってさ弾き語るよ
引用:「僕は今日も」作詞作曲 Vaundy
前半は1番2番のサビと基本的には同じ解釈になりますが、
後半は1番と2番の『親孝行』『才能』『イケメン』について答えが綴られています。
才能があると言われたけれども才能がなかったら、
親孝行していないけれども親孝行したとしたら、
イケメンじゃないけれどもイケていたら
そんな主人公のコンプレックスがもしも無くなったたらどんなにいいだろうか。
しかし現実は変わるわけもなく、
自分の内に秘めた思いを歌に乗せてこれからも進んでいく。
そんな未来への希望、そしてそれが決して叶わないことだとしても自分の道を歩んでいくという想いで幕を閉じます。
Vanudy「僕は今日も」の歌詞の意味は??壮大なバラード楽曲!!コンプレックスとの対峙した先には??まとめ
いかがだったでしょうか。
vaundyさんの「僕は今日も」の歌詞の意味についてお伝えしていきました。
とても19歳とは思えない作詞作曲能力です。
毎回これ以上の曲はないだろうと思わせつつも、
いい意味で裏切ってくれるVaundyさん。
ワンマンライブやフェス出演も決定していてこれからの活躍が楽しみなアーティストですね♪
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