美波『ホロネス』歌詞の意味は??MVの世界観とは?人間の本質が突き刺さる楽曲!!




ツイキャスで音楽配信をはじめメディアでは顔出しをしていない謎のアーティストの美波さん。

ミステリアスな美波さんですが、
インディーズ時代にはすでにワンマンライブをしているという注目のアーティストでもあります。

今回はそんな美波さんの楽曲の中でも人気の『ホロネス』の歌詞の意味についての解釈や、
ミュージックビデオの世界観などについてお伝えしていきたいと思います!!

美波「ホロネス」ってどんな曲??

「ホロネス」は2019年1月30日に発売されたメジャーデビューEP「カワキヲアメク」の4曲目に収録されている楽曲です。

タイトルになっている「ホロネス」を英語にすると「hollowness」となります。

この意味は「虚ろ、虚無感」という意味があります。

生気のない様子を表す言葉ですが、これが歌詞とどうつながってくるのかも気になるところですね。

このタイトルだけを聞くとすごくネガティブな印象を受けますが、
人間誰しもが抱えている闇の部分というのはあると思います。

そんな人間の内に秘める感情に共感できるような楽曲だと思います。

美波「ホロネス」のMVの世界観はどんなの??

ほぼモノクロのイラストで展開される「ホロネス」のミュージックビデオ。

登場人物は主人公の白いワンピースを着た女性と鏡の中に映った黒いワンピースを着た自分自身。

現実にもがき苦しんでいる主人公と現実を生き抜くために創り上げてしまった偽りの自分自身と言ったところでしょうか。

ラストは偽りの自分の首をしめているのですが、
それは結果的に自分の首をしめてしまっていて本当の自分がどっちなのかわからなくなってしまったという結末の物語です。

美波「ホロネス」歌詞の意味を解釈??

それでは「偽りの自分」を表現した美波さんの楽曲「ホロネス」の歌詞の意味について解釈してみましたのでお付き合いください。

君は言う“もう楽になれるよ”と
今思えばそれが甘い罠になっていたんだ
今日も人の理想で私は具現化されていく
虚構 虚言 虚像 虚心で
作り上げた自分で

現実に苦悩している主人公が逃げ道として作ったのが「虚構 虚言 虚像 虚心で作り上げた」偽りの自分です。

もう楽になれるよと言った「君」というのは、
自分の中にある偽りの自分からの言葉のように思います。

自分の覚悟を貫くにはそれ相応の覚悟が必要です。

人間は楽な方に流されてしまいやすい生き物ですが、
楽をすることで自分に嘘をつき結果的にはそれが自分にとってはよくない結果をもたらしてしまうことも。

一度自分自身に甘えてしまったら沼のように抜け出すのは困難になるのです。

正直者は狼少年
嘘つきはそろそろ被害者面で
嘘泣き始める時間だ
否 こんな3次元なんて
逃げたくなるに決まってんだろ

狼少年とは嘘を繰り返しつくことによって本当のことを言っても誰にも信じてもらえなくなってしまった人のことです。

また狼は孤独を表現する言葉でも使われますので、
自分の心に正直に生きていることで誰にも信じてもらえなくなってしまう不安があるのかもしれません。

しかし偽り続けることにも限界はあります。

嘘に塗れた現代社会にも自分の心を偽っている自分自身にも、
こんな現実はもう嫌だとうんざりしているのです。

To virtualize a lie
非科学的現状と架空的言論
何でもよかったよ
愛をくれよ 愛してくれよ
言葉はもう私を癒せやしない
もうちょっと側にいてよ
足りない生きてきた証は
傷 傷 代わりになって
お願い鏡の中のDoppelganger

「To virtualize a lie」は直訳すると「嘘を仮想化する」という意味があり、
非科学的現状と架空的言論のどちらも起こりえないことをさします。

嘘でもいいから言葉ではなく行動で自分を愛してという弱気になっている気持ちが出てきています。
嘘だらけの現実では主人公を本当に愛してくれる人はいなかったのかもしれません。

「Doppelganger」はドイツ語でもう1人の自分を意味します。

これ以上傷つきたくないという思いが、
鏡の中にいる偽りだらけの自分でも愛してくれる分身を創り上げたのかもしれません。

ずっとなんてほど
儚いものはなかった全部
そう、フィクションでいい
そりゃあ瞳も閉じたくもなるだろう?
LaLaLa……

ずっとというのはこれから先も続いていくこと。
儚いとは淡くて消えやすいという意味。

一見矛盾しているようにも思いますが、
現実には必ず終わりがあり永遠に続く物事なんてありません。

でも信じていたいという気持ちがあるから現実から目を背けてしまっています。

傾いてしまった
天秤の横で 私に笑った
もう君の場所はないと
帰りたくても もう帰れなくなって
言葉1つの重さも 知らなかったんだ
私の犠牲になってくれよ
理想鏡はどこへ消えた

今まで本当の自分と偽りの自分は平均的だったのですが、
ついに心は偽りの自分の方へと傾いてしまいます。

それこそ冒頭に出てきた甘い罠のせいで、
嘘をつき続けることから抜けられなくなった結果なのでしょう。

変わり果てた姿で
私に偽りの笑みを浮かべていた

また嘘を吸い込んで
君は新しい偽を作って吐くのでしょう?
器にすぎない あいつにはなれない
全て作り上げた理想鏡

嘘をついている鏡の中の自分は別人であって本当の自分ではない。
周りの環境から逃れるための処世術として作り上げられたただの理想。

嘘を嫌がっていた主人公でしたが、
自分をどうにかして正当化しようと自分自身に嘘をついてしまい、
変わり果てた姿になってしまっていました。

壊したかったが
壊せなかった
私の理想鏡はここしかなくて
意味もなく手を差し伸べてしまった
鏡の奥へ

To virtualize a lie
非現実的現状
ありもしない鏡像
消えていく境界線を
返してくれよと 帰してくれよと
もう一度やり直させて欲しくて
本物はここいるんだ それは違う 違うんだ
幻影の私を愛さないで 忘れないで お願い
想いを馳せて誓うよ

“I won’t lie to you again. You have my word”

嘘をつくことをやめたかったけれども嘘をつかないと自分の居場所はない。
鏡の中にいる嘘だらけの自分も結局全てを否定することができないでいます。

そして主人公は偽りの自分などなくそれも踏まえた上で自分なんだと気づきます。

嘘で固められた自分が嫌いだったけれども、
それも本当の自分だったと境界線がなくなってきます。

しかしその偽りの自分の姿を受け入れないといけないということに葛藤する様子が描かれています。

『I won’t lie to you again. You have my word』という英語の意味は、
『私はもう嘘をつかない。あなたは私の言葉となる』となります。

嘘で着飾った現実社会から逃れるために作った自分自身も自分なので、
どんなに逃げたとしても自分自身であるので逃げることはできません。

自分を変えたいのであれば、その偽りの自分も受け入れ正直になろうという、
闇を感じる世界に希望を感じる楽曲でした。

美波『ホロネス』歌詞の意味は??MVの世界観とは?語り口調とサビがかっこよすぎ!!まとめ

いかがだったでしょうか。

美波さんの「ホロネス」の歌詞の意味とMVの世界観などについてお伝えしていきました。

人は誰しも偽りの自分を持っているのではないでしょうか。
それは人間の本質的な部分でもあると思います。

まだアーティストして走り出したばかりの美波さん。
今後がものすごく楽しみなアーティストです!!

タイトルになっている「ホロネス」の意味である「虚ろ」という言葉は、
美波さんの楽曲「ライラック」に使われています。

もしかしたら関係があるのかもしれませんのでよかったらどうぞ。

 



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