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美波『ライラック』歌詞の意味は??MVの世界観は??謎のアーティストの中毒性がある楽曲に迫る!!

シンガーソングライターの美波さん。

メジャーデビュー曲『カワキヲアメク』がアニメ『ドメスティックな彼女』のオープニングにもタイアップされ、youtubeでは5000万回を上回る再生数を記録している今注目のアーティストです。

それだけ注目されていながらまだプロフィールなどの詳細は公開されていないアーティストでもあります。

今回はそんな美波さんの『ライラック』の歌詞の意味やMVについてお伝えしていきたいと思います。

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美波『ライラック』ってどんな曲??

『ライラック』は2019年1月30日に発売されたメジャーデビューのEP『カワキヲアメク』の3曲目に収録されている楽曲です。

 

タイトルになっている『ライラック』というのは花のことです。
紫や白の花を咲かせ香りがいいことから香水にも使われている花です。

ライラックの花言葉は”友情・青春の思い出・純潔・初恋・大切な友達”という意味があります。

青春をイメージさせるような花言葉ですね。
また若さゆえに感じる葛藤のようなことを意味しているのかもしれません。

歌詞との繋がりも気になるところです。

美波『ライラック』のMVの世界観は??

柔らかいタッチのイラストでストーリーも歌詞の内容に沿ったものだと思います。

ミュージックビデオの主人公は爽やかな水色のワンピースを着ている女の子。

日常と葛藤しながらもヒーローでも普段は普通なんだと鳥が羽ばたくことで
自由になりたいという願望がでてきて、最終的には檻を壊して軽やかに駆け出して行くのです。

このMVに登場する女の子は美波さんをイメージしているのではないかという噂もあります。

また、美波さんの別の楽曲の『main actor』の女の子が成長して姿なのか?
ということもあるので他のMVとの繋がりもあるのかもしれませんね。

美波『ライラック』の歌詞の意味は??

それでは美波さんの『ライラック』の歌詞の意味について考えてみたのでお伝えしていきます。

いつかの声が今僕の心を窮屈にしていく
ああだったんでしょ こうだったんでしょ
身勝手解釈receiver

過去に嫌なことを言われた経験は誰にだってあると思います。
相手にとっては何気ない一言でも自分にとってはショックだったり、、、

もしくは「いつかの声」というのは過去に自分が発した言葉なのかもしれません。

今のご時世ではSNSが当たり前になっていて、
エゴサーチをするのも簡単にできます。

周りにどう思われているのか?
気にしないのが一番ですが気になるものですよね。

周りの評価にとらわれてしまい自分の行動や精神が蝕まれていくのは嫌だ。
でもそれをポジティブに考えられない自分も嫌い。

言っている相手だけではなく自分に対しても嫌気がさしています。

変わらなきゃ飽きましたって
変われば変わりましたよねって
一体なんだい?それなんだい?
矛と盾は無くならないようでして

なんでも貫ける矛となんでも防ぐ盾を合わせたらどうなるのか?
そんなことから生まれた言葉が矛盾です。

自分のスタイルを貫けば代わり映えがしない。
違うスタイルにすると昔の方がよかった。

どっちがいいかなんて人それぞれなのでしょうが、
何かにつけて揚げ足をとってくる周囲に飽き飽きしているのでしょう。

幸せはピンボケする不良品アイシャッター
苦しいことは繊細に映る高画質レンズで

恋は盲目という言葉がある通り、
幸せな時には周りのことがうまく見えなくなってしまいます。

反対に苦しい時にはとても繊細になってしまい、
いつもは何も思わないことでも気にしてしまったりするものです。

自分の眼のことをカメラで表現し感情も表すなんとも秀逸な比喩ですね。

精一杯やってんだ別に君のためじゃない
ねぇそうだろ?
性に合わないことして生きれるほど余裕ない

周りに振り回されていてはいけないとわかっているけれども、
振り回されている自分もいる。

また「君」というのは過去の自分に対してなのかもしれません。
その時には言葉の真意は理解していなかった自分という解釈もできます。

どちらにせよ結局決めるのは自分次第ということが「君のためじゃない」という歌詞からわかります。

無理して自分を周りに合わせて苦しめるよりも、
そんなことをしているほど自分の生き方に余裕はないと割り切って前向きに進もうとしています。

人生そうハイに
人生そう前に
人生聡明に
生きたいのは山々だが
割と根拠も証明もないような現状世界くらいが丁度よくて

人生そうラフに
人生そうタフに
人生そうゲームみたいに単純なものでいいだろ
A、Bボタンで賭けて決めたい未来もあるんだ

非常にノリのいいリズムとメロディのサビ部分です。

人生を賢く要領よく生きていきたいけれども、
自分にはそんなに器用な生き方はあっていないし現実はそんなに甘くないことを知っている主人公。

難しく考えて色々試行錯誤するよりも自分の気持ちにまっすぐに生きていくほうが性に合っているという姿勢が伝わってきます。

難しく考えずにもっと楽に考えていこうという気持ちが、
「A、Bボタンで賭けて決めたい未来もあるんだ」という歌詞から読み取れます。

しかしここにも矛盾が生じています。
それは人生の大きな決断をA、Bボタンの2択のどちらでもいいとも捉えることができると思いました。

決断の答えよりも現状を変えていきたという気持ちの方が強いのかもしれませんね。

ヒーローのプライベートはきっとしょうもないと思うんだ
割とネガティヴだったり普通の人間してるさ
他人の声に惑わされるほど余裕ない

ここでいうヒーローというのは世の中で成功している人たちや自分の憧れの人のことだと思います。

どんなにすごいと讃えられている人であっても同じ人間です。

うわべだけを捉えるとすごい人のように感じるかもしれませんが、
実際には悩んだりしたり悲しい思いをしたりと普通の人たちと大差ないのです。

そういうヒーローのように讃えられている人たちは周囲の意見に惑わされずに、
自分の信じる道を突き進んでいるから周りに構っている余裕などないのです。

もういっそ不乱に
もういっそ不安定に
もうきっと説明書どおりは綺麗すぎてしまうから
汚せ壊せ決められたつまらない固定概念なんて捨てろ

1番のサビとは打って変わって不乱や不安定などネガティブな歌詞になっています。

しかしこの歌詞は周囲に合わせて生きるだけの人生なんてクソ食らえ!と言わんばかりに、
決められたレールの上ではなく自分の道を突き進んでいくんだ!という強い信念があることが伝わってきます。

固定概念にとらわれ過ぎてしまうと自分を見失ってしまうし、
自分で自分を縛ってしまうことになりかねません。

だからこそ固定概念を捨てて、汚れても嫌われてもいいからがむしゃらに現状を変えようとしているのです。

もう実際どうにでもなれ押し殺した声で
やりたくないことに軽々しく頷くのは
やめろ上げろ顔を上げろ

投げやりになっているようにも見えますが、
自分の内に秘める本当の感情を解き放とうと自分自身に訴えかけているのです。

自分が信じたことであれば周りの意見に惑わされずに突き進んでいけと自分自身を奮い立たせています。

疲れてしまったんだ人のエゴで造られた虚にだけはなりたくはなくて
時間はまだあるといざ一人目の前にした後悔と心電図はグシャグシャのまんま
思うことはただ一つ
憂憂憂憂憂憂憂

 

「憂憂憂憂憂憂憂」というフレーズがとても印象的ですね。

周囲に惑わされることに疲れてしまってなんで今までこんなことをしていたんだ、、、
と自分の気持ちへの葛藤が表現されています。

他人のいうことに左右されてしまう自分がいやなはずなのに、
いざ行動しようとするとできない。

そんな自分に対して憂鬱になってしまっています。

またここに出てくる「虚」という歌詞は美波さんの「ホロネス」と関係しているのかもしれません。
この『ライラック』の中で一番伝えたいのは「エゴで造られた虚にだけはなりたくはなくて」だと感じました。

こういったネガティブな感情になったからこそ気づいた部分もたくさんあったのでしょう。

そしてラストサビへ続き前に向かって吹っ切れた感じになり、
『ライラック』は幕を閉じます。

美波『ライラック』歌詞の意味は??MVの世界観は??謎のアーティストの中毒性がある楽曲に迫る!!まとめ

いかがだったでしょうか。

美波さんの『ライラック』の歌詞の解釈をしていきました。

ライラックというタイトルでありながらそのタイトルが歌詞に一度も出てこなかったのは、
固定概念をつけるのを避けるためだったのかもしれません。

現役大学生がこれほどまでの世界観があり胸に響くような表現をするのは流石の一言です。
同じような感情を持って共感した人も多いのではないでしょうか。

美波さんの力強い歌声が葛藤や矛盾を抱えながらも前へ突き進んでいく後押しをしてくれるような楽曲でした。

 

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