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菅田将暉と桐谷健太「浅草キッド」の歌詞の意味は??映画「火花」とリンクする歌詞にグッとくる!!

菅田将暉さんと桐谷健太さんのW主演の映画「火花」の主題歌である「浅草キッド」。

この曲はビートたけしさんが作詞作曲をしており、様々なアーティストにカバーをされています。

「浅草キッド」のカバーを歌手としても活躍している菅田将暉さんもカバーしました。

今回は「浅草キッド」の歌詞の意味とはどんなものなのか?というところにフォーカスを当ててお伝えしていきたいと思います。

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菅田将暉「浅草キッド」ってどんな曲??

「浅草キッド」は1986年にビートたけしさんが作詞作曲をし歌った曲となっています。

ビートたけしさんて映画監督や芸人をしていたことは有名ですが、歌も出してたんですね!
知らなかった、、、芸人としてだけはなく映画監督や歌、コメンテーターなどマルチな才能がさすがです。

「浅草キッド」の歌詞は、ビートたけしさんが浅草にあるフランス座にて芸人の修行をしていた下積み時代のことを思い描きながら書いた歌詞だそうです。

今でこそかなりの巨匠ですが、ビートたけしさんでも下積み時代はありました。
まだまだ下積み生活で売れずに苦悩や葛藤してた時代を感じることができる歌詞です。

1986年に発売されたビートたけしさんから始まり、2002年には福山雅治さん、2010年には竹原ピストルさん、2013年にはマキタスポーツさんなど、今までに様々なアーティストにカバーされている名曲が「浅草キッド」なんです。

菅田将暉と桐谷健太が出演する「火花」ってどんな映画??

映画「火花」は2015年3月に発売されたピース又吉さんが執筆した小説が原作となっています。
今では又吉さんは芸人のイメージよりも小説家の先生というイメージの方が強い気がします。

菅田将暉さんと桐谷健太さんが歌う「浅草キッド」は芸人のピース又吉さんの小説「火花」を映画化した際の主題歌となっています。

ピース又吉さんの小説を映画化した際の監督は同じく芸人の板尾創路(いたおいつじ)さんが務めています。

「火花」は映画化だけではなくドラマ化にもされた大ヒット作品です。

《「火花」あらすじ》

売れない芸人・徳永は熱海の花火大会で先輩芸人である神谷と出会う。

神谷の芸風に衝撃を受けた徳永は弟子入りを懇願する。

徳永の弟子入りの条件として「俺の伝記を書く」とした。
天才肌で奇抜な発想の持ち主あるが人間味も溢れているに惹かれていく徳永。
神谷を慕う徳永の行動に次第に心を開いていき、神谷は笑いの哲学を伝授しようとするのだった。

菅田将暉と桐谷健太「浅草キッド」の歌詞の意味とは??

それでは「浅草キッド」の歌詞とはどのような意味があるのか?
ビートたけしさんの修行時代と重ねて考えていきたいと思います。

形式上Aメロとサビに分けましたが、二つのパートの繰り返しで成立しています。

歌詞の記載に関しては著作権の関係上記載することができませんのでリンクから参照ください。

『浅草キッド』フル歌詞はこちらから

『浅草キッド』1番Aメロ

ビートたけしさんのお話になってくるのでこの「お前」というのは当時ツービートというコンビを組む前の相方の春木さん(春木さんの愛称はハーキー)のことです。

仲見世というのは東京の浅草にある日本でもっとも古い商店街のことです。
浅草といえばビートたけしさんが芸人として修行をしていた場所でもありますね。

そんな仲見世商店街にあるくじら屋という居酒屋のこと。
このくじら屋は煮込みしかメニューがなくビートたけしさんが売れていない時代から通ったとして今でもファンが食べにいくほどの老舗です。

2人が出会った場所だったんですね。

意気投合した2人はチューハイと煮込みだけをあてに将来についてビッグになってやるという夢を語り合ったのですね。

今では世界の北野と呼ばれるほどの大御所なったのですが、コタツ一つしか入らないような狭いアパートで貧乏時代を過ごし売れていない時代の苦労したのが1番Aメロ部分に書かれています。

『浅草キッド』1番サビ

2人の舞台衣装であるお揃いのスーツを買って同じ蝶ネクタイをつけたまでは良かったのですが、まだ売れていない芸人時代。

お揃いの靴を買うまでの余裕はありません。
ですが、それを笑いのネタにしていました。

ほとんど誰もいない劇場で笑いの舞台に立っていて、将来は絶対に売れると信じてやまなかったのです。

客席に2人しかいないとか今では信じられない光景です。
当時劇場に観に行っていた人はかなりの貴重な体験をしていたのでしょうが、観ていた観客もまさかここまで大物になるとは思っていなかったでしょうから記憶から忘れ去られている可能性もありそうですね。もったいないっっ、、、
決してネガティブな感じではなく、こういったビートたけしさんの何にでも笑いに変えてやろう!という心意気が伝わってきます。

『浅草キッド』2番Aメロ

「どうかこの夢が叶いますように。」貧乏時代であるのにも関わらず百円を賽銭箱に放り込んで神頼みをしている情景が思い浮かびますね。

神頼みの時は笑いは一切なし!!
常に笑いを考えてそうですがプライベートでは真面目にお願いしているのでしょう。

「顔に浮かんだ幼子」とは自分の子供時代のことなのか?それとも自分の子供か兄弟のことを思い浮かべているのかもしれません。

純粋な心を持っていた自分の幼少時代からの夢を今でも願い続けているのでしょう。

幼い頃の自分の思いを忘れないようにまた芸を磨こうということですね。
初心忘れるべからず。

ビートたけしさんの何に対してもまっすぐな性格が受け取れます。

『浅草キッド』2番サビ

思い出話にふけりながら“夢は捨てたと言わないで”という歌詞から読み取れることはコンビの解散のことではないでしょうか?

もうすっかり芸人をやめてしまった相方家に向かい、酒を酌み交わしながら笑っています。

ですが、ビートたけしさんの心情としてはまだ2人でこれからもやっていきたい。
夢は諦めたということを相方がいうのを悲しんでいるのでしょう。

2回繰り返すことでその気持ちの強さのあらわれが出ています。

現実では相方のハーキーさんは病気にかかってしまい入院してしまいました。

そしてこれ以上2人で漫才はできないということを告げたシーンから生まれた歌詞だと思います。

なんだか切なく悲しい気持ちになる歌詞で『浅草キッド』は締め括られます。

菅田将暉と桐谷健太「浅草キッド」の歌詞の意味は??映画「火花」とリンクする歌詞にグッとくる!!まとめ

いかがだったでしょうか??
ビートたけしさんは歌詞を書く才能もあったようですね。

ハーキーさんが酒でコンビを解散したあとに生まれたのが、あの伝説のビートたけしさんとビートきよしさんによるツービートです。

ハーキーさんとコンビを組んで売れることを夢見ていた時代の歌詞が「浅草キッド」だったのです。

菅田将暉さんと桐谷健太さんが主演の映画「火花」も芸人のお話です。
ビートたけしさんとハーキーさんのように売れることを夢見てもがいている2人のストーリーと歌詞の意味を重ねて映画「火花」を見るとまた違った視点で見れるかもしれませんよ。

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