YouTubeやTikTokなどいろんな媒体から様々なアーティストがデビューする現代。
その中で異質の存在感を放つのがアーティストのvaundyさん。
vaundyの特徴といえばなんと言っても多彩なジャンルの楽曲を作り上げ、
そのどれもが完成度が高すぎるというところ。
「東京フラッシュ」のようなお洒落音楽だけかと思いきや、
カントリー、バラードやダーク、ロックな楽曲など本当に様々を配信しています。
今回はそんなvaundyの楽曲の中から「灯火」の歌詞の意味を考えてみたのでお伝えしていきたいと思います。
vaundy 灯火ってどんな曲??読み方は??東京ラブストーリー主題歌に起用!!
オカようございます!
本日で連日の撮影も一旦終了!
よーし、頑張るぞう!Vaundy『灯火』#NowPlaying pic.twitter.com/gCBOrxEMso
— 岡田 地平 (@chi_hey1122) June 11, 2020
vaundyさんの楽曲「灯火」の読み方は「ともしび」と読みます。
初アルバム「strobo」の収録曲でもあります。
この「灯火」は動画配信サービスのFODのオリジナルドラマとして配信されていた「東京ラブストーリー2020」の主題歌にも起用されています。
「東京ラブストーリー」は昔あったドラマを現代版にリメイクしたもので、
ドラマプロデューサーが若者に刺さるアーティストを起用したいということで抜擢されました。
他にも「捨ててよ、安達さん」のエンディングテーマにも起用されたりと、
vaundyさんの楽曲が使われています。
これからもどんどんタイアップをとっていき有名になっていきそうですね!!
続いてタイトル「灯火」は「明かり」という意味なのですが、
「 存在・実在などのあかしのたとえ」としても使われることがあります。
vaundyさんはこのタイトルに関して、
「不安な日々が続いているけど、この楽曲が少しでも皆さんにとって灯火のような存在になって欲しいです。」とコメントを残しています。
「灯火」というのは力強くも儚いイメージがある言葉ですよね。
そんなタイトルが付けられたvaundyさんの楽曲には一体どんな意味が込められているのでしょうか?
vaundy「灯火」歌詞の意味を考察!!
それではvaundy「灯火」の歌詞の意味を考えてみたのでお伝えしていきます。
単調な足音に
メロディーを乗せたら
感情が淘汰してく
自尊心と僕の悲哀を
軽快なリズムではなく、普段通りに歩いている様子が思い浮かぶ冒頭。
地にしっかり足をつけているのでしょう。
「淘汰する」とは「不用・不適のものを排除すること」という意味があります。
「感情が淘汰してく」とは自分の中にある感情が研ぎ澄まされていくということになります。
普段通りの生活にメロディーに乗せることで感情がどんどん洗練されていくということ。
しかしそれは「自尊心」「悲哀」という言葉からあまりよくないもののようにも思えます。
見えない見えないものを
見えてる見えてる「本当」に
見えない見えない本当を
見えてる見えてる感動に
目に見えているはずの大切なものが見えなくなってしまうことってありますよね。
本当に大切な人やものというのは無くなってしまって気づくことが多いです。
人間は欲が出てしまう生き物なので無い物ねだりになってしまいますが、
しかしそれは自分の心のうちをしっかりと向き合えば自分の周りには感動できるくらいの多雪なものであふれています。
心の中と向き合っていることが描かれている部分ですね。
探した僕の運命と
揺るぎない世界の歌
そんな場所に僕たちは
いつまでも生きている
交わした天の約束を
裏切られたとしても
そんなことに僕たちは
気付かずに生きていくだけ
自分はなんのために生きているのか?
自分がいなくなってしまっても世界は動いていく。
そんな世界の残酷さを知っていながらも懸命に生きていく。
自分の願いが叶わないことややりきれない悲壮感があっても、
気づかないフリをすることが生きていくための処世術なのかもしれないということが伝わってくる部分です。
「天との約束に裏切られた」というワードは自分が望んで生まれたわけでもないのに、
生まれたこの世界で絶望に打ちひしがれてしまった。ということではないでしょうか。
無気力な感じが漂ってる歌詞ですが、
ただそれでも生きていけるだけの素晴らしさがあるという当たり前ことに対する幸せを感じさせてくれる歌詞でもあると思います。
完璧な理想郷など
僕らにはあり得はしないから見えない見えないものを
見えてる見えてる「本当」に
見えない見えない本当を
見えてる見えてる感動に
お金があれば幸せなのか?環境がよければ幸せなのか?
逆に貧乏だと不幸せなのか?環境が悪ければ不幸なのか?
この世に自分の思い描く完璧な理想郷などない。
だからこそ自分の中で感じる幸せを掴み取るために生きていかなければならない。
どんな状況だって幸せに感じる部分はあると思う。
自分の周りにある当たり前だけど当たり前じゃない大切なものに気づき、
見えてる感動に変えていこうという前向きなメッセージのように感じ取れます。
揺るぎないね僕たちは
何度も声を上げて
ありもしない滑走路
羽を広げ走る
揺るぎはしないよ僕たちは
何度も声を上げて
何度も声を上げて
何度も声を上げて
もがき足掻きながらもひたすら前を向いていき進んでいく。間違った道なんてない。
そこが自分の進むべき道ならどんな場所でも走り続けることができる。
夢も希望もない人間は無気力になってしまいがち。
そんなことに負けずに立ち向かうために何度も声をあげているのでしょう。
ねぇ
どうしよう
どこへ行こうか
僕が今惨憺と声に出して
また見えない
地図を僕は必死に探して歩いている
けどまだ
どうしよう
ここにいようか
いつかまた目が見え始めるまで
まだ見えない
未来を僕ら
灯火で照らしていくから
ラストサビです。
今までの儚くメランコリック雰囲気とは一変し爽やかな雰囲気になります。
タイトルにもなっている「灯火」が歌詞にも登場します。
ラストに持ってくるなんて粋ですね〜
惨憺(さんたん)とは『いたましいこと。
「今惨憺と声に出して」という歌詞から主人公は今の現状に満足していないことがわかります。
何をしていいかわからない。けれども今のままではいけない。
まだ見えない明るい未来に向かってとにかく自分にできることをやるだけだ!
そんな意気込みが伝わります。
世界からみたら人間なんてちっぽけな存在。
だから自分のこれまでの中にある大切な人やモノ、出来事を大事にしていき。
積み重ねて成長していく。
辛いと思った過去も現状に満足していない今も、
これから先の未来に向かうための自分の「灯火」になるかもしれないから。
vaundy「灯火」ネット上の反応は??
https://twitter.com/HYPEtatsutatsu/status/1289760779458113537?s=20
vaundyにはまっているのですが、まだ、二十歳なのですか⁉︎
灯火をひたすらリピート✨#vaundy #灯火— 牧 (@purestillness) August 1, 2020
vaundyの灯火聴いてると歩いとるだけで全部ドラマチックに思えて
走ったりなんかしたら絶対三上くん追いかけてくる(東京ラブストーリー)— 姫凪乃 (@hi_na_zel) July 31, 2020
Vaundyって完全にはじめましてだ。バンドなのかソロなのかもわからんけど灯火って曲が良いね。最近の流行りにバッチリ噛み合ってる。ポップで楽しい。
— fuu (@yami_wo_abake) July 30, 2020
https://twitter.com/maimiipanha/status/1288001980619620352?s=20
まとめ
いかがだったでしょうか。
vaundyの「灯火」の歌詞の意味などについてお伝えしていきました。
多彩な才能を持っているアーティストvaundyさん。
最近ではドラマにも起用されたり、新生アーティストとしても取り上げられることが増えてきましたがまだメディアへの露出は多くありません。
これからもたくさんの素晴らしい楽曲を発表してくれると思いますので楽しみにしています!!
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