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YOASOBI「たぶん」歌詞の意味は?「別れの朝」をテーマとした今回の原作小説は?

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小説×音楽という新しい世界観で今バズりにバズりまくっている注目のユニット・YOASOBI

デビューシングルの「夜に駆ける」が大ヒットし若者を中心に人気急上昇中です!!

今回はYOASOBIの4枚目の楽曲「たぶん」の歌詞の意味や元となった小説、MVについてお伝えしていきたいと思います。

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YOASOBI「たぶん」ってどんな曲?MVはVR視点?

こちらがYOASOBIの楽曲「たぶん」のミュージックビデオとなっています。
2人で過ごしたモノがたくさん溢れかえる部屋で思い出を思い出しているという雰囲気をVR視点のような映像で描かれています。

簡素な絵ですが逆にそれが誰にでも楽曲の世界観を共感しやすくさせているのでは無いか?と思わせてくれます。

YOASOBI「たぶん」は2020年7月20日にて配信限定シングルとして発売されました。
タイトルになっている「たぶん」という意味は『断言できないがそうなる見込みが大きいと話者が推量する様子』を表します。

このタイトルが歌詞の世界観をどう表しているのでしょうか。

YOASOBI「たぶん」の原作小説はなに?ikuraが朗読するティザー映像も

YOASOBIは小説と音楽を掛け合わせた楽曲でそれぞれの世界観がよりわかりやすくなっています。

YOASOBIの4枚目のシングル曲となる「たぶん」の原作小説となったのは、
2020年1⽉に「monogatary.com」 で行われた新曲の原作⼩説を募集する「夜遊びコンテストvol. 1」で⼤賞に輝いた「たぶん」(しなの・著)となっています。

「たぶん」の小説はこちら

この楽曲が発表される前にティザー映像としてボーカルのikuraさんが朗読したものがあります。

この映像は360度回転する仕様となっていて初めてみたときは驚きましたw
最近のyoutubeはこんなこともできるんですね〜

楽曲が発表される前からこの朗読と世界観で神曲なのは伝わっている視聴者も多かったようです。

YOASOBI「たぶん」歌詞の意味は?

「別れの朝」をテーマにした楽曲はどのような意味が込められているのでしょうか?
今回は小説のストーリーはあえて考えないでいってみました。

それではYOASOBIの4枚目のシングル「たぶん」の歌詞の意味を考えてみたのでお伝えしていきたいと思います。

涙流すことすら無いまま
過ごした日々の痕一つも残さずに
さよならだ

主人公と恋人は同棲していたのでしょう。

出て行ってしまった彼氏のことを考えると辛く落ち込んでしまう。
強がっている主人公の心情が伺えます。

虚無の感情の中にいるのかもしれません。

一人で迎えた朝に
鳴り響く誰かの音
二人で過ごした部屋で
目を閉じたまま考えてた

そのままの意味で考えると誰もいない部屋で人の音が聞こえてくると恐ろしいと思いますがそうでは無いと思います。(小説の中での冒頭はそうなっていますが、、)

恋人がいなくなってしまった朝。
いつもだったら聞こえるはずの音が聞こえない。

2人で過ごした部屋の中で恋人がいた生活音がまだ主人公の胸の中で鳴り響いています。
目を閉じるとそこにはいないはずの好きだった人がいるように感じてしまっているのでしょう。

悪いのは誰だ
分かんないよ
誰のせいでもない
たぶん

なんで2人は離れ離れにならなければいけなかったのか?
彼が悪いのか?それとも自分に落ち度があったのか?

考えれば考えるほどその答えを見つけることができません。
結局誰のせいでもなく、終わってしまったことを今考えても推測でしか無いことで、
タイトルにもなっている「たぶん」という言葉がとても切なく感じます。

僕らは何回だってきっと
そう何年だってきっと
さよならと共に終わるだけなんだ
仕方がないよきっと
「おかえり」
思わず零れた言葉は
違うな

MVを見る限りだと主人公は女性で、小説の中の主人公も女性ですが、
一人称が「僕」となっていることから、主人公は男性なのかもしれません。

ということはこれは男性目線の歌詞となっているのでは無いでしょうか?
最近では一人称を「僕」という女性もいるので確証は無いですが、、、

これからもしもずっと一緒に居続けたとしても、別れた後に戻ることになっても、
結局最後に待っているのは別々の道に進んでいく結末になってしまういうことがわかっている主人公。

「2人が離れなければいけなかったのは必然だったのだ」と自分の中で言い聞かせているようにも思います。

かつて恋人だった人が家に戻ってきたとして「おかえり」と言ったとしても、
その言葉に違和感を感じ、強がっている主人公の悲壮感が伝わります。

一人で迎えた朝に
ふと想う誰かのこと
二人で過ごした日々の
当たり前がまだ残っている

1番ではもうすでに居なくなってしまった彼のことを忘れようと必死に強がりながらも、
もがいている様子でしたが2番では彼のことを考えてしまっている自分がいます。

2人で過ごしたことを過去として受け止め切れるようになって、
部屋の中にある恋人が使っていたコップだったりお皿なんかを見て恋人がいたという現実を見ている様子です。

失恋をしたことがある人はこの別れたあとの、
なんとも言えない心に穴が開いたような切ない感情がわかると思います。

悪いのは君だ
そうだっけ
悪いのは僕だ
たぶん

この部分も1番と2番では心情の変化が出ています。

1番ではお互いに悪く無いという意味合いでしたが、
2番では恋人のせいにしていた自分のことを振り返り本当に悪かったのは自分だということを考え始めています。

しかしそのことも終わってしまった今ではわかるはずもなく「たぶん」という言葉で濁しています。

これも大衆的恋愛でしょ
それは最終的な答えだよ
僕らだんだんとズレていったの
それもただよくある聴き慣れたストーリーだ
あんなに輝いていた日々にすら
埃は積もっていくんだ

僕らは何回だってきっと
そう何年だってきっと
さよならに続く道を歩くんだ
仕方がないよきっと
「おかえり」
いつもの様に
零れ落ちた

大衆的というのは”大勢の一般の人に受け入れられるさま”という意味があります。
ここではどこにでもありふれている恋愛という意味合いの歌詞だと思います。

世界中にある数ある恋愛の一つに過ぎないとどこか冷めている考え。
うまくいっている時の楽しかった思い出でされ、これからの未来では忘れ去られていくものなのかもしれません。

これから先の人生に隣に好きだった人はいません。
待ち続けていても戻ってくることは無い恋人のことを思い出し、
「おかえり」といういつもの言葉を呟くとこぼれ落ちたのは涙のようにも感じます。

しかしこの感情は裏返しで強がっているようにも捉えられます。
そうやって忘れていくことを決意することで前を向こうとしているのです。

分かり合えないことなんてさ
幾らでもあるんだきっと
全てを許し合えるわけじゃないから
ただ、優しさの日々を
辛い日々と感じてしまったのなら
戻れないから

お互いに気持ちがすれ違うことはたくさんある。
同じ人間はいないのだから。

これまでの楽しかった日々を思い出すことで胸を締め付けられる辛い過去になってしまう。
なんとも切なく美しい歌詞なのでしょう。

恋愛をしているときは自分のことを全て受け止めてほしいと願い、
相手と喧嘩をしてしまうことがありますよね。

それでも何回だってきっと
そう何年だってきっと
始まりに戻ることが出来たなら
なんて、思ってしまうよ
「おかえり」
届かず零れた言葉に
笑った
少し冷えた朝だ

ラストサビです。

ここでは最後の部分が少し変わっていますね。
やり直すことが無いとわかっていながらも、もしもまたやり直すことができたなら、、、

「おかえり」という日常で当たり前のように使う言葉が逆に言えなくなったときにどれほど胸を締め付けられるか、、、

もう叶わないとわかっていてもこぼれ落ちてしまった言葉に笑ったというのは、
主人公の切ない感情が残りつつも前を向かなければならないと思っているのかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

YOASOBIの4作品目となる「たぶん」の歌詞の意味などについてお伝えしていきました。

「たぶん」のテーマとなっている「別れの朝」の切ない心理描写が見事に描かれている歌詞だと思います。

小説を読んで見るとまた違った風にも見ることができると思いますし、
より世界観を理解できると思います。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

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