BiSH「beautifulさ」の歌詞の意味は？鬼才リンリンの作詞が心に刺さる！！

楽器を持たないパンクバンドという一風変わったコンセプトの6人組アイドルグループBiSH

アイドルでは御法度とされる恋愛や下ネタもありの、今人気急上昇中の新世代のアイドルです。

BiSHがファンを魅了するのはそういった話題性はもちろんのこと、
パフォーマンス、歌唱力、歌詞とエンターテイナーとしての部分が大きいのではないかと思います。

今回はBiSH「beautifulさ」の楽曲について、歌詞の意味をお伝えしていきたいと思います。

BiSH「beautifulさ」ってどんな曲？？リンリン作詞のポップソング

「beautifulさ」はBiSHのセカンドアルバム「FAKE METAL JACKET」の5曲目に収録されています。

シングルカットされていませんが、
ライブのアンコールのラストで定番の楽曲です。

無条件に元気にさせてくれるような曲で、
もっと評価されてもいいと思うのは私だけでしょうか？

キャッチーで青春パンクのような「beautifulさ」は自然と元気が溢れ出てくるようなパワーがあると思います。

中指を立てたり親指を下に向けたりと過激な表現なダンスでありながら、
サビ部分では両手を掲げ人差し指を頭の上で動かす『トゲトゲダンス』が会場を一体にして盛り上げてくれます。

作詞したリンリンってどんなメンバー？

ビッシュの中でひときわ髪型が尖っているメンバーが無口担当・リンリンさんです。
無口であるがゆえに心の中に秘める感情はすごいのだと思います。

また担当は無口でありながら、ライブでは叫んだりと可愛いルックスと声とのギャップに心掴まれた人も多いのではないでしょうか。

BiSHのメンバーはそれぞれにソロ活動をしていますが、
リンリンさんはその細く素晴らしいスタイルを武器にモデルとして活動しています。

どことなくスーパーモデルの冨永愛さんのような雰囲気もあります。

メンバーの中で唯一インスタをやっているのも嬉しいですね。

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今日も良い日だなぁ。

リンリン(@lingling_lingling_bish)がシェアした投稿 – 2019年12月月31日午後11時45分PST

BiSH「beautifulさ」の歌詞の意味を考察

ポップでキャッチーな楽曲とは裏腹に、
過激な言葉が使われていながらも可愛らしさがあるストレートな歌詞。

それではリンリンさんが作詞した楽曲「beautifulさ」の歌詞の意味を考察していきましょう。

消えたい
死にたい朝にお前近寄んなと
頭の中でそう
幾度となく殺してたんだ

私の家
飛び出して行って
お先真っ暗の道
走りさまよったら
ほらそこに光みえたんだ

1番のAメロです。

冒頭からネガティブワードが登場し、
キャッチーな楽曲から想像もできないような歌詞からスタートします。

これはリンリンさんが普段のことをそのまま書いたそうです。

現実に嫌なことや嫌な人がいたとしても、
嫌われたくないという思いや今の環境を壊したくない、
何かできるほど強い自分がいない、ということだと思います。

しかし心の中ではなんども立ち向かっています。

将来に対し不安や焦りがあり、苦しいことや悩んだりと引きこもりがちだった自分の心から、
勇気を出して一歩踏み出し壁を乗り越えていくように頑張ります。

そうすれば今まで真っ暗だった未来の中に、
ほんの少しだけ未来への希望が見えてきたのでしょう。

嫌なことばっかで記憶に居座る
グレーな日々よそう
もうくんな

毎日楽しいことばかりではありません。
いきていれば悲しいことや苦しいことだってたくさんあります。

嫌に思った感情って忘れようと思ってもなかなか忘れることができませんよね。

そんなモヤモヤした毎日を過ごすことはもうやめよう！と前をむき出した主人公。

どんなとげとげな日でも
息してれば明日は
来るんだし
泣いた後に咲くその花は
so beautiful beautifulさ

どんなとげとげの道も
僕らは乗り越えていくんだし
困難裂いて過去は忘れ
晴れた明日へと行こうぜ

「とげとげな道」＝茨の道

言葉自体は可愛らしくもありますが、
どんな辛いことがあったとしてもいきていれば必ず明日がやってくる。
悔しい思いをして泣いたあとに「負けない！」という気持ちが湧いてくるのは素晴らしいことです。

過去に後悔することがあったとしても、
そのことを乗り越えていき明るい未来へ向かって進んでいく！

そんな決意がサビ部分で感じられます。

これで満足したって
悔いを隠してたんだ
こんなダメな僕
捨て去ってやりたいんだ

自分を変えていきたいと思った時に現状に満足していては先へ進むことはできません。

本当はまだまだやれると思っていても「これくらいでいいだろう」と満足したふりをして自分に言い訳をしている様子です。

でも本当はそんなダメな自分を変えていきたいという前向きな思いが芽生えてきています。

そして2番のBメロとサビは繰り返しになり、
これからはどんな困難が待ち受けていようとも乗り越えていける自分になっていく、
という思いを胸に「beautifulさ」は終わります。