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米津玄師「春雷」の歌詞の意味と解釈は??MVはどんなの??

米津玄師さんの「春雷」はもうお聞きになりましたか?

ラップのように早口でありながらメロディを感じさせてくれる中毒性が高い曲の「春雷」
かなりかっこいいですよね!!

今回はそんな米津玄師さんの「春雷」の歌詞の意味とMVについてお伝えしていきたいと思います。

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米津玄師「春雷」ってどんな曲??

2017年11月1日発売のアルバム「BOOTLEG」の8曲目に収録されているのが『春雷』です。

「春雷」は、恋に落ちた男性の一喜一憂し、揺れ動く感情を、「春」と「雷」という相反するモチーフで描いた楽曲だそうです。

春雷とは「3月から 5月頃に発生する雷。寒冷前線の通過時に発生する界雷で,この雷雨はよくひょう(雹)を伴う。春の到来を伝える雷ともいわれる。」という意味があります。

春といえば入学卒業、出会いの季節でもあり別れの季節でもあります。

雷は衝撃や光、瞬きなどの意味合いがあります。

この二つの意味を掛け合わせると米津玄師さんの『春雷』は「春に訪れた衝撃的な出会いと別れ」ということに解釈できるのでは無いでしょうか?

米津玄師「春雷」のMVはどんなの??

公式Twitterフォロワー数100万人、YouTubeチャンネル登録者数100万人を突破し、
ダブルミリオンを記録したことを記念して、アルバム「BOOTLEG」の収録曲から「春雷」のMVが公開されました。

美術家・Houxo Que(ホウコォキュウ)さんによる妖艶な花のグラフィックと、ブラックライトが怪しげに光るペイントディスプレイを用いて、春と雷の「春雷」の世界観を表現しています。

Houxo Que(ホウコォキュウ)は1984年生まれで奈良と東京にあるGallery OUT of PLACEという現代アートを紹介するギャラリーに所属する美術家です。

グラフィティ・ライターとして活動を開始させ、そこから幅広く活動の幅を広げてきました。
有名ファッションブランドや高級百貨店ともコラボした経歴をもっています。

米津玄師「春雷」の歌詞の意味は??

現れたそれは春の真っ最中 えも言えぬまま輝いていた
どんな言葉もどんな手振りも足りやしないみたいんだ
その日から僕の胸には嵐が 住み着いたまま離れないんだ
人の声を借りた 蒼い眼の落雷だ

季節は春。

出会いの季節でもある春に主人公は輝いている「あなた」に一目惚れをしてしまいます。

落雷に撃たれたような恋に主人公の心には「あなた」のことが住み着いてしまっています。

青い眼はそのまま外国人のことかなとも感じましたが、
後に続く歌詞から考えると違うように感じます。

この「青い眼」はあなたの眼に映った空の青さなのかもしれないし、
澄んだ瞳という表現なのかもしれませんね。

「どんな言葉も手振りも足りない」ということから出会いの衝撃さが伝わりますね!!

揺れながら踊るその髪の黒が 他のどれより嫋やかでした
すっと消えそうな 真っ白い肌によく似合ってました
あなたにはこの世界の彩りが どう見えるのか知りたくて今
頬に手を伸ばした 壊れそうでただ怖かった

黒髪が表すのは純粋な女性。
主人公は汚れを知らない無垢な女性に心が惹かれています。

白い肌に黒い髪の毛であることから外国人ではなさそうですね。

元気溢れる女性というよりは繊細で儚げな美しさを纏った女性のイメージで病弱で影のある女性の印象がしっくりします。

歌詞の中に『今』という言葉があるのにも関わらず、
その後に続く歌詞が過去形になっていることから主人公があなたに触れようとしたのは過去の出来事だということがわかります。

「あなた」のとにかく脆くて儚いイメージと主人公のあなたへの切ない思いが伝わります。

全てはあなたの思い通り 悲しくって散らばった思いも全て
あなたがくれたプレゼント
ゆらゆら吹かれて深い惑い 痛み 憂い 恋しい

悲しかったり自分が自分じゃなくなったり、そんな感情を教えてくれたのも「あなた」が与えてくれました。

「あなたの思い通り」ということから片思い、もしくは「あなた」が主人公よりも優位に立っていることがわかります。

「散らばった」「ゆらゆら吹かれて」という表現が先ほどの歌詞の「嵐」と繋がるようにも感じます。

深い惑い 痛み 憂い 恋しいという感情であなたに翻弄されているのがわかります。

言葉にするのも 形にするのも そのどれもが覚束なくって
ただ目を見つめた するとあなたはふっと優しく笑ったんだ
嗄れた心も さざめく秘密も 気がつけば粉々になって
刹那の間に 痛みに似た恋が体を走ったんだ

主人公は何も言えずに、「ただ目を見つめ」ることしかできなかったのだろう、
「言葉」や「形」では表現できない「あなた」への想いが伝わります。

「あなた」の前では、擦れていた心や虚勢なんかは為す術もなく、素っ裸になるしかない自分。

目を見ることで口に出すよりも伝わることがあります。

「あなた」が笑いかけてくれたことによってあなたに対する思いを隠していた自分の気持ちが粉々に砕け散ってしまい、あなたへの恋心が自分の中にあることを自覚した瞬間を回想しているサビです。

深い惑い痛み憂い繰り返し いつの間にか春になった
甘い香り残し陰り恋焦がし 深く深く迷い込んだ

前にもでた歌詞の『深い惑い痛み憂い』を繰り返し”いつの間にか春になった”というのは、
春から始まった恋なのにまた春を迎えていることなので「あなたを思い続けていた」時間の長さがわかります。

時間の感覚もなくなるほど恋に夢中になっているようです。

『陰り恋焦がし 深く深く迷い込んだ』と色々な感情を感じながらもあなたのことを想い続けてました。

花びらが散ればあなたとおさらば それなら僕と踊りませんか
宙を舞う花がどうもあなたみたいで参りました
やがてまた巡りくる春の最中 そこは豊かなひだまりでした
身をやつしてやまない あんな嵐はどこへやら

春の花といえば桜。
桜の花びらが散る時想い続けたあなたとお別れしないといけません。

桜の花びらの散ることがあなたのと別れを知らせているような気がしていたのです。
あなたとの会える時間が限られたものだったのかもしれません。

限られた時間があるからこその儚さを表現しています。

また次の春が来る頃にはこの嵐のような恋も忘れ去っているという、どこか客観的に自分を見ているようなフレーズですね。

まだまだ心は帰れない その細い声でどうか騙しておくれ
カラカラに枯れ果てるまで
ふらふら揺られて甘い香り 残し 陰り 幻

いつかは何もなかったかのように普段の生活に戻るかもしれないけれども、
今はまだあなたことを忘れずにいられないようです。

本当はもう終わりに近づいていることは主人公は気づいているかもしれません。

それが例え幻であったとしても「あなた」の声で、どうか最後の最後まで永遠に僕を虜にしていて欲しいと願っています。

聞きたい言葉も 言いたい想いも 笑うくらい山ほどあって
それでもあなたを前にすると 何にも出てはこないなんて
焦げ付く痛みも 刺し込む痺れも 口をつぐんだ恋とわかって
あなたの心に 橋をかける大事な雷雨だと知ったんだ

”焦げ付く痛み”、”刺し込む痺れ”といった雷を想像できる言葉が出てきます。
1番のサビと同じくあなたの前では何もできなくなってしまう自分が出てしまう様子が出ています。

しかし最後のフレーズでは”あなたの心に橋をかける大事な雷雨”というワードから、
あなたへの大事な気持ちを伝えいることを”雷雨”ということ表現しているのでは無いでしょうか?

どうか騙しておくれ 「愛」と笑っておくれ
いつか消える日まで そのままでいて

自分の気持ちを伝えるまで自分のことに気があると思わせぶりでもいいから、
笑って微笑んだ顔で自分の方を向いてほしい。

自分が思いを伝える時がきて、
その気持ちがうまく伝わらなくてあなたへの気持ちが薄れるまで変わらないでいてほしい。
そんな主人公の不安な気持ちが伝わってきます。

この後サビへと続きあなたへの想いを綴り虜になっている主人公の心情が出ていました。

米津玄師「春雷」の歌詞の意味と解釈は??MVはどんなの??まとめ

いかがだったでしょうか??

米津玄師さんの「春雷」のMVについてと歌詞の意味と解釈を個人的に思った感想をお伝えしていきました。

主人公は男性でも女性でもどちらでも考えらる歌詞ですね。

主人公の一目惚れをした片思いの相手に対する純粋な恋愛の歌なのでは無いかな?と受け取りました。

季節のことから考えても好きだったあなたという存在が卒業?によっていなくなってしまったという風にも捕らえられますし、離れてしまう前に自分の気持ちを告白することで後悔しない選択をしたのでは無いでしょうか?

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