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米津玄師「ピースサイン」歌詞の意味を考察!アニメ「僕のヒーローアカデミア」主題歌

あまりメディアへ露出しない謎が多いながらも老若男女問わず支持されているアーティスト・米津玄師。

今回はそんな米津玄師さんの「ピースサイン」の楽曲についてや歌詞の意味などについてお伝えしていきたいと思います。

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米津玄師「ピースサイン」ってどんな曲?

米津玄師さんのメジャー7枚目のシングルとして2017年6月21日に発売された疾走感があるロックナンバーとなっています。

オリコンアニメチャート1位、シングルチャート1位も獲得した楽曲です。
youtubeでは1億回再生も超え米津玄師さんの代表曲の一つでもあります。

そんな「ピースサイン」ですが、
普段生活の中でも楽しい時や写真を撮る時なんかによく使いますよね。

「ピース」には「平和」や「勝利」という意味合いがあります。

この楽曲はアニメ「僕のヒーローアカデミア」の第2期オープニングテーマのために書き下ろした楽曲になっています。

このアニメはヒーローとして成長してく主人公の物語となっています。

登場するキャラクターたちは皆、超常能力「個性」を持っています。しかし、落ちこぼれの主人公緑谷出久の能力は「無個性」。そんな彼が平和の象徴で圧倒的強さを誇るオールマイトに憧れ、ヒーローを目指すという人気アニメです。

ヒーローといえば「平和」や「勝利」という言葉がぴったりですよね。

米津玄師さんが「ピースサイン」を作った際のインタビュー記事です。

米津玄師コメント

「ピースサイン」は子供の頃の自分と対話しながら作ったんですよ。いろんなアニメを楽しみに観ていた自分に対して、26歳になった自分が「こういう曲ができたんですけど、どうですか?」って。

「小学生の自分はなんて言うだろう?」と考えながら作ってたんですよね。「26歳のお前はそれが好きなのかもしれないけど、12歳の俺は好きじゃない」って言われたり(笑)。

今の自分も小学生のときの自分も、結局はただひたすら自分でしかないんだけど、俺と同じようなことを考えている子供は、今の時代にもいっぱいいると思うんですよね。

時代は変わるし、社会も変わるけど、子供が感じることには普遍的な何かがあると思うし、「ピースサイン」はちゃんと今の子供に届く曲になったんじゃないかなと。

引用:https://natalie.mu/music/pp/yonezukenshi10

「ピースサイン」を作るにあたって自分がアニメ好きだった過去も関係しているようですね。

自分がアニメ好きだからこそ、当時の自分と同じような気持ちの子供もたくさんいるはずだし、
そんな「ヒロアカ」を見る人たちへ向けて本当に心に残るようなアニメ主題歌にしたかったのでしょう。

米津玄師「ピースサイン」のMVってどんなの??

MVはほとんどのシーンがフィルムで撮影されており、
ライブ感や米津玄師さんが絵の才能を活かしてペインティングするシーンもかっこいいです。

米津玄師さんの少年感や躍動感を引き出したドキュメンタリー風の描写となっています。

最後にスピーカー?のような物を投げようとしてMVは終了しますが、何を意味するのかも気になります。

米津玄師「ピースサイン」の歌詞の意味を考察

いつか僕らの上をスレスレに
通りすぎていったあの飛行機を
不思議なくらいに憶えてる
意味もないのに 何故か

子供の頃、男の子なら誰しもが好きだった飛行機。

なんで空を飛んでいるんだろう?どこへ向かっているのだろう?

広大な空を優雅に飛ぶ飛行機に対して子供ながらロマンを抱いていた人も多かったのではないでしょうか?

「意味もない」と歌詞の中にありますが、本能的な部分では飛行機に夢や希望を抱いていたのかもしれません。

不甲斐なくて泣いた日の夜に
ただ強くなりたいと願ってた
そのために必要な勇気を
探し求めていた

強くなりたいと思うときは何かを守れなかった時により強く思います。

「ピースサイン」の主人公はヒロアカの主人公・緑屋出久と重ねることもできます。

人間の心はそんなに強いものではなく、たくさんの挫折や苦しみを経験し自分の弱さに涙を流すこともあります。

がむしゃらに夢へと向かっている途中、
強くなるために必要な勇気を探し求めているのでしょう。

残酷な運命が定まってるとして
それがいつの日か
僕の前に現れるとして

ただ一瞬 この一瞬 息ができるなら
どうでもいいと思えた
その心を

運命が決まっているとしたらあなたならどうしますか?
自分では如何しようも無いほど高い困難や壁が立ちはだかったのなら、、、

不安な気持ちになるのは当たり前のことです。

それでも立ち向かうための「必要な勇気」があれば強くなれる。

今という一瞬一瞬を大切に強くなるために先のことは考えなくてもいい!!
という全力で突き進んでいく主人公の確固たる決意が伝わります。

もう一度 遠くへ行け 遠くへ行けと
僕の中で誰かが歌う
どうしようもないほど熱烈に
いつだって目を腫らした君が二度と
悲しまないように笑える
そんなヒーローになるための歌

さらば掲げろ ピースサイン
転がっていくストーリーを

挫けそうになった時に「遠くへ行け」と歌う「僕の中の誰か」とは主人公の本心でしょう。

大きな壁を目の前にしてそれを超えていく時に自分自身を鼓舞できるのは自分でしかないのだから。

「目を腫らした君」というのは過去の主人公だったのかもしれません。
そんな主人公の過去と同じような思いをさせないように自分自身が強くあろうとしているでしょう。

最後にピースサインを掲げるように笑える未来が来るように、
どんなに辛いことがあったとしても乗り越えていくという強い意志を感じます。

守りたいだなんて言えるほど
君が弱くはないの分かってた
それ以上に僕は弱くてさ
君が大事だったんだ

守りたいと思っているけれども守られているのは自分だった。
君の存在が主人公を支えていてるのがこの歌詞からわかります。

自分自身の弱さを知っていたからこそ、
がむしゃらに突き進んでいた過去の弱くない自分が大事だったのでしょうね。

独りで生きていくんだなんてさ
口をついて叫んだあの日から
変わっていく僕を笑えばいい
独りが怖い僕を

「誰にも頼らない」そう誓い独りで生きていくと決心したはずだったのに、、、

自信を無くして臆病になってしまった自分を幼い頃の自分が見たら笑ってしまうだろう。
本当は独りになるのが怖くて仕方なかったのです。

仲間の大切さを1人になることでやっと気づいた主人公。

蹴とばして 噛みついて 息もできなくて
さわぐ頭と腹の奥が
くしゃくしゃになったって

衒いも外連も
消えてしまうくらいに
今は触っていたいんだ
君の心に

本当に自分の道は正しいのか?本当はこんな苦しい思いをしなくてもいいんじゃないか?

自分自身の中の不甲斐ない気持ちとやり場のない焦りや苛立ちにもがき苦しんでいます。

『衒い』とは、才能や知識をひけらかす。 実際以上によく見せかけるという意味。
『外連』とは、他人の気を引いたり、自分を正当化したりするための、おおげさで不自然な言動という意味。

そんな自分を必要以上によく見せようとか自分を正当化しようとかという気持ちも取っ払うくらいに、幼い時のヒーローに憧れていた純粋な気持ちになりたいという思いが描かれています。

僕たちは きっといつか遠く離れた
太陽にすら手が届いて
夜明け前を手に入れて笑おう

そうやって青く燃える色に染まり
おぼろげな街の向こうへ
手をつないで走っていけるはずだ

君と未来を盗み描く 捻りのないストーリーを

純粋な頃のあの時の気持ちを今でも持ち続けることができるのならば、
どんなことも不可能はない!という力強い意志が伝わります。

太陽とは希望の象徴であり、不甲斐ないと泣いていたのが夜だったことから願いが叶うということを示唆しているのでしょう。

「夜明け前を手に入れる」というのは、残酷な運命になる前に不格好ながらも夢を手に入れたということなのかもしれません。

過去のヒーローに憧れていた自分と今の自分との気持ちが重なり、
青い炎のように熱い気持ちを持ちながら未来へ向かっていく様子が思い浮かびます。

『捻りのない』という言葉は、まっすぐ向かっていく主人公の物語のことをいっているのでしょう。

カサブタだらけ 荒くれた日々が
削り削られ擦り切れた今が
君の言葉で蘇る
鮮やかにも 現れていく
蛹のままで眠る魂を
食べかけのまま捨てたあの夢を
もう一度取り戻せ

現実は思い描いているより厳しく、周りの非難や中傷があります。

そんな時も幼い時の自分の中の核である理想のヒーロー像が自分を奮い立たせてくれます。

諦めてしまった夢や心の奥底に秘めている本心、
それらをもう一度呼び覚ませ!と自分自身に訴えかけます。

そしてラストサビへと続き「ピースサイン」は終わります。

米津玄師「ピースサイン」歌詞の意味を考察!アニメ「僕のヒーローアカデミア」主題歌 まとめ

いかがだったでしょうか??

米津玄師さんの「ピースサイン」の歌詞の意味の考察などについてお伝えしていきました。

アニメを見てから歌詞の意味を考察してみるとさらにイメージが湧きやすくなるかもしれませんね。
辛い時、苦しい時に自分自身を奮い立たせるために聞くのもいいと思いました。

米津玄師ファンだけでなく、ヒロアカファンも満足させる楽曲でしたね!!

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

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