米津玄師「orion」歌詞の意味を考察!アニメ「3月のライオン」エンディングテーマ MVの撮影場所は??




アニメ「3月のライオン」のエンディングとして書き下ろされた「orion」
この曲を作成するにあたって漫画を読み直したそうです。

今回は米津玄師さんの「orion」の楽曲についてや歌詞の意味についてお伝えしていきたいと思います。

米津玄師「orion」ってどんな曲??

「orion」は2017年2月15日に発売されたメジャー6枚目となるシングルです。
また4枚目のアルバムとなる「BOOTREG」の5曲目にも収録されています。

編曲には、YUKIさんや絢香さんを手掛けるあの「蔦谷好位置」さんも参加しています。

バージョンは、

  • 通常盤
  • オリオン盤
  • ライオン盤

の3種類が発売されています。

ライオン盤には「3月のライオン」第2クール エンディング ノンクレジットムービーも収録されています。

タイトルからわかる通り天体や星座を主軸としており、登場人物をオリオン座位の星々と比喩した歌詞となっています。

オリオン座とは2月上旬見られる冬の星座です。
シングルが発売された時期ともぴったりでしたね。

米津玄師と「3月のライオン」の関係

『3月のライオン』は、羽海野チカ先生による将棋をテーマにした漫画です。
2017年には実写映画化もされました。

アニメ版はそれよりも前の2016年に放送され、第12話からの第2クールエンディングテーマを米津玄師さんの「orion」が起用されました。

『3月のライオン』は、米津玄師さんが当時住んでいた月島を舞台にした作品でもあり、オファーが来た時に運命的なものを感じたそうです。

羽海野チカ先生のファンの米津玄師さんは『ハチミツとクローバー』が好きだったそうです。
『ハチクロ』の作者と同じだと知った米津玄師さんは『3月のライオン』を読むようになったそうです。

「orion」は『3月のライオン』の主人公の「桐山零」と自身を重ね合わせて作曲したとインタビューで語っていました。

米津玄師「orion」のMVの撮影場所はどこ??

星座をモチーフとした白を基調とした無機質な空間にポツンとあるランドリーマシーン。
その中に洗濯物を放り込みながら歌う米津玄師さん。

星の動きをランドリーマシーンと結びつけ、広大な海と空が広がるシーンへと繋がっていきます。

圧巻の作品となっている「orion」ですが、このMVが撮影された後半の海のシーンは九十九里浜。
朝焼けを前にした撮影で大寒波の到来する真冬の早朝にスタンバイし敢行したそうです。

米津玄師「orion」の歌詞の意味を考察

『3月のライオン』の主人公・桐島零の気持ちになって作ったという「orion」
歌詞にはどのような意味があるのでしょうか?

あなたの指がその胸がその瞳が
眩しくて少し眩暈がする夜もある

主人公は大切な『あなた』という人物がいます。
その『あなた』の一つ一つの仕草が主人公にとって眩しく、他のことが考えられなくるほど。

ここだけ見ると恋愛のような歌詞に見えます。

「3月のライオン」の物語と重ねると、指は将棋をさす時、胸は呼吸、瞳は相手の動向、そのどれもが将棋にとっても必要な要素となっています。

対局で対峙する相手との息を飲む駆け引きともとることができます。

それは不意に落ちてきて
あまりにも暖かくて
飲み込んだ七色の星

弾ける火花みたいに
ぎゅっと僕を困らせた
それでまだ歩いてゆけること
教わったんだ

『七色の星』とは大切なあなたのことだと思います。
あなたとの出会いは決められたものではなく運命めいたものを感じたのでしょう。

突然の出会いなのに暖かく感じたのは米津玄師さんが、
「3月のライオン」の舞台である月島に住んでいたこと、
主人公・桐山零の感情と重ねたのかもしれません。

不規則に光をチラつかせながら眩しく輝いている、
『弾ける火花』とは線香花火のように儚くも美しい出会いのことだと予想します。

時には『あなた』のことで困ったこともありましたが、
助けられたことも多かったのでしょう。

退屈だった主人公の人生を『あなた』に出会ったことで、
もう一度未来へ向かって歩き出せることを教えてくれました。

神様 どうか 声を聞かせて
ほんのちょっとでいいから
もう二度と 離れないように
あなたと二人 あの星座のように
結んで欲しくて

サビです。

『あなた』はもう主人公のすぐ近くにはいないのでしょう。

『あなた』と離れ離れになった理由は語られていませんが、
冬の夜空に浮かぶオリオン座を見ながらできることならもう一度あなたと一緒にいたい。
という願いを主人公は願っています。

同じ空を見ているかもしれない『あなた』と同じ空を見上げることで2人のつながりを感じているのかもしれません。

夢の中でさえどうも
上手じゃない心具合
気にしないでって嘆いたこと
泣いていたこと

上手じゃないというのは主人公と『あなた』の関係性がうまくいっていないことを表しているのではないでしょうか?

「夢の中」というのは「僕」が「あなた」と共に過ごしていた夢のような日々のことであり、
幸せな状況だったとしても、なかなか思うようにはいかないものだということを表しています。

泣いたことも、嘆いたことも優しく気にしないでと言わせてしまったことに対してしまった後悔の念を抱いているのかもしれません。

解れた袖の糸を引っぱって
ふっと星座を作ってみたんだ
お互いの指を星として

それは酷くでたらめで
僕ら笑いあえたんだ
そこにあなたがいてくれたなら
それでいいんだ

そのまま解釈すると、2人の洋服からでた糸で星座を作ったのでしょう。

この部分を1番の歌詞と掛け合わせてみると、
「解れた袖」は離れ離れになった主人公と『あなた』のこととも捉えられます。

2人の壊れた関係を星座を作ることでやり直すことができるのではないか、と
もう一度二人が笑い合える未来を想像している場面なのではないかと感じました。

酷くデタラメ=不格好な様

夜空に浮かぶオリオン座のように綺麗なものじゃなかったのかもしれません。
些細なことで笑い合えるほど2人は仲睦まじい関係でした。

主人公にとって綺麗とかは大事ではなく、『あなた』と繋がっていることが大事なのです。

純粋な気持ちですね。

今なら どんな 困難でさえも
愛して見せられるのに
あんまりに 柔くも澄んだ
夜明けの間 ただ眼を見ていた
淡い色の瞳だ

2番のサビです。

非常に切ない歌詞となっていますね。
結ばれていたはずの2人ですが、離れ離れになってしまっています。

一緒にいた時には『あなた』の大切さに気づかず自分のことで精一杯。
皮肉ながらあなたがいなくなった時に大切さに気付かされます。

今ならもっと大切にしていくことができるのにと嘆きの感情が表現されています。

主人公の瞳は「絶望」や「喪失感」に満ち、
涙で視界が滲んでいるのか淡い色となっていて見えているのかもしれません。

確かなことは「ここにあなたがいない」ということなんです。

真白でいる 陶器みたいな
声をしていた 冬の匂いだ
心の中 静かに荒む
嵐を飼う 闇の途中で
落ちてきたんだ 僕の頭上に
煌めく星 泣きそうなくらいに
触れていたんだ

オリオン座は冬の星座です。
Cメロの前半部分は澄んだ冬の世界を表現しています。

記憶の中の彼女の声は、彼女と過ごした冬を連想させ
主人公が立っているその場所が非常に澄み切っている情景が思い浮かびます。

主人公の心の中でふつふつと沸き起こる『あなた』に会いたいという気持ちが募ってきます。

冬の静かな情景と、主人公の激しい心情との強烈な対比ですね。

そんな時に見た星空は澄んだ空気も相まっていつも以上に煌びやかに見え、
眩しかったあなたの指や胸や瞳を思い出してしまうのです。

そしてラストサビへと続き『あなた』に対する想いを表現して、
「orion」は終わりを迎えます。

米津玄師「orion」歌詞の意味を考察!アニメ「3月のライオン」エンディングテーマ MVの撮影場所は??まとめ

いかがだったでしょうか??

米津玄師さんの「orion」の楽曲についてと歌詞の考察についてお伝えしていきました。
主人公の叶わぬ願い描いた切ないストーリーでした。

「3月のライオン」を見ていればより「orion」の世界観に入っていけるような歌詞でしたね。

米津玄師さんの歌詞は聴き手によって印象がかなり変わってくるので楽しいです。
これからの米津玄師さんの歌詞の意味や活動が楽しみです♪



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