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米津玄師「シンデレラグレイ」歌詞の意味は??CMに登場していた女性は誰??

日本の音楽業界に彗星の如く現れた米津玄師さん。
代表曲「Lemon」を筆頭に数々の名曲を生み出しているアーティストです。

今回は米津玄師さんの「シンデレラグレイ」の歌詞の意味やCMに起用された際の女優は誰かということについてお伝えしていきたいと思います。

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米津玄師「シンデレラグレイ」ってどんな曲??

「シンデレラグレイ」は2016年10月7日に発売された米津玄師のメジャー3枚目のアルバム「Bremen」の11曲目に収録されている楽曲です。

シンデレラをモチーフとしており、シングルカットはされていないのですが人気がある楽曲です。

タイトルの「シンデレラグレイ」は「シンデレラ」と「グレイ」という言葉に分けられます。

シンデレラは皆さんご存知のお姫様の代表格。
グレイは灰という意味があります。

シンデレラはガラスの靴によって王子様に見つけられハッピーエンドを迎えるプリンセスのイメージが強いですが、フランス語では「サンドリヨン」となり、日本語では「灰かぶり」となります。

このことからシンデレラは日本で昔「灰かぶり姫」と呼ばれていた時代があります。

シンデレラの美しい部分だけでなく、
いろんな角度からみた人の側面とを対比させたのかもしれません。

米津玄師「シンデレラグレイ」タイアップCM

「シンデレラグレイ」にはMVが作成されていませんが、
NTT西日本の企業CMにタイアップされています。

今は動画が削除されてしまっているので見ることはできません。

CMに登場している女優は誰なのかも気になったので調べてみました。

この女優は元乃木坂46の伊藤寧々さんというかたで、
放送当時はこの女の子は誰?と話題になりました。

乃木坂46の1期生の伊藤寧々さんは卒業後、
舞台に出演するなど女優の仕事をメインに活動しています。

ネット社会の今だからこそ「旅立ちの春を彩る電報の素晴らしさ」を伝えるというCMで、
歌詞とマッチするような別のシーズンに想いを伝える大事さを表現しています。

米津玄師「シンデレラグレイ」の歌詞の意味を考察

それでは米津玄師さんの「シンデレラグレイ」の歌詞の意味を考察していきたいと思います。

ねえどうして
そうやってあたしのこと馬鹿にして
優しさとか慰めとか与えようとするの?
その度々に惨めな思いが湧いてきて
どうしようもない気持ちになるってわかってないの?

言葉の意味をストレートに受け取ることができず、
主人公は自分のことを卑下しています。

「大丈夫?」「辛いことはない?」

そんな優しくかけられた言葉も主人公にとってはバカにされているように聞こえ、
その度に自分のことが惨めに思い嫌になっています。

相手に対し

色んな色で満ち溢れた街を歩いたって
色づかないあたしは灰色 どこへ行けばいいの?
自分の好きなように生きていけばいいって
知っている筈なのにさ
忘れちゃうんだいつもいつもいつも

いろんな人がいて希望に満ち溢れている都会に向かっても、
主人公が見る景色はいつだって色あせたモノクロの世界に見えます。

それは主人公が抱える心の闇が自分自身を縛り付けているからかもしれません。

本当は自分がしたいことをすればすることで解放されるのを知っているのにも関わらず、
しがらみや常識という枠に縛られ、自分が本当にやりたいことをできないでいるモヤモヤを感じています。

忘れることは世の中に合わせていくことで生きやすくするための処世術なのかもしれません。

思い出したくもないようなことが
いつまでも消えないな
ぐしゃぐしゃの頭の中
一つも整理がつかずに
また思い出した

辛かった過去や自分に対する嫌悪感がいつも襲ってきます。

考えないようにしているけれども、
忘れることができずに毎日を過ごすことに嫌気がさしている様子が思い浮かびます。

怖かったのに
辛かったのに
誰も信じてくれなかったのに
あなただけが
その声だけが
いつでも笑いかけてくれたのに

自分が嫌われること、誰にも必要とされなくなることが怖かった。

不満をいっている裏側の本当の気持ちを知ってくれる人なんていないと思っていた。

辛い苦しい、そんな思いがあるのを誰も信じてくれなかったのに、
あなただけはいつも笑いかけてくれて寄り添ってくれました。

Aメロの優しさとか慰めを与えてくれたあなたに心の奥では感謝しているのでしょう。
しかしそれをうまく表現できない自分がいるのです。

カボチャの馬車もガラスの靴も似合わなくて
ただひたすら何事もない日々のあり合わせ
この世界はどうも鮮やかすぎて目が眩む
色づけやしないあたしへのあてつけみたいで

童話の中のようなかぼちゃの馬車やガラスの靴のような素敵なものが似合わない。
周りを見てみると素敵なことがいっぱいあるのになんで自分には何もないのだろう?

本当は自分にも素敵なことがしたいという願望があるのに、
何もないままボーッと同じような日常がすぎていくことが自分への当てつけのように思ってしまう。

もういいよ
どうなろうと何もかも知らないし
あなたのこと
あたしのこと
これからの全ても

自暴自棄になり全てのことを考えるのがいやになっています。

あなたの優しい態度も自分のことを卑下していることも、
世の中のきらびやかな世界へ対しても何もかも知らない。

「ねえ王子様 あたしの為に生きて」
って言いたくて 言えなかった
あの日の自分が嫌い嫌い嫌い

王子様と書いて『ダーリン』と読みます。

本心は自分のことをこんなにも愛してくれていた王子様に対し、
心にもないことをいったことや本当の気持ちを言えなかった後悔が押し寄せてきます。

何処へだって行けるような
自由なんてほしくはないな
あなたという不自由だけが
あたしを自由にしていたんだって
気づいてしまったんだ

あなたがいたことで自分の自由はなくなってしまったけれども、
いなくなって初めてあなたの大切さに気づきます。

これは恋愛に限らず家族や友人など大切な人がいるのであれば誰にでも起こりうる感情です。
当たり前になっていたことが本当は当たり前ではありません。

あなたのいない自由などいらない。

今となっては離れ離れになってしまい、
あなたの存在が自分の中でこれほど大きかったのかと気づいて悔やんでいる主人公。

痛む心
癒えないのは
無様なほどに期待してるから
あなただけに
その声だけに
優しくされたかっただけだったのに

あなたのことを思っていた気持ちを忘れられたらどんなに楽だろう。

今では元の関係に戻ることができないのは心の奥底ではわかっていながらも、
もしかしたらあなたとの関係が元に戻るかもしれないという切ない思いが伝わります。

「優しくされたかっただけ」という歌詞は主人公が困らせるようなことをいうと、
あなたは優しく接してくれたことです。

あなたを困らせることが目的ではなく優しくして欲しかっただけという不器用な性格が伺えます。

「愛は永遠」って
誰かの誰かの誰かが言った
それがもし本当なら
いつまで苦しめばいいの?

あなたのことを忘れられないでいる主人公は愛について考えます。

「愛は永遠」という言葉があるのであれば、
あなたがいなくなった今でも愛してる自分はいつまでも苦しみ続けなければならないのか?

12時を越えて
ずっと消えないものがあるなんて
お願いよ
もう消して 消して 消して 消して

シンデレラの魔法は12時で消えてしまうのに、
超えてもなくならないもの=愛があるなんて知らなかった。

こんなに愛が苦しくさせるのであれば、この愛するという感情を消して欲しい。
主人公にとってあなたへの思いが溢れ出しています。

自分を不自由にするあなたという存在が、実際には生きる糧になっていたのでしょう。
別れをすることによって不自由さの大事さを痛感したというストーリーだと思います。

米津玄師「シンデレラグレイ」歌詞の意味は??CMに登場していた女性は誰??まとめ

いかがだったでしょうか??

米津玄師さんの「シンデレラグレイ」の歌詞の意味やNTT西日本のCMに出演していた女性についてお伝えしていきました。

出会いがあるからこそ別れがある。

本当に大切なものは身近にあるものですが、その大切さには当たり前と思っているとなかなか気づけないものです。

そんな人としての大事な部分を痛感させられるような楽曲でした。

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