性別年齢問わず幅広く愛されているシンガーソングライターのあいみょんさん。
あいみょんさんの作る楽曲はどこか懐かしさを感じついつい口ずさんでしまうような心地いいメロディーが特徴的ですよね。
そんなあいみょんさんの楽曲「裸の心」はもう聞きましたか?
ドラマ「私の家政夫ナギサさん」の主題歌に起用された本曲はドラマの世界観ともシンクロしておりドラマを盛り上げてくれる存在です。
今回はそんなあいみょんさんの「裸の心」の歌詞の意味、ドラマとの繋がりなどについてお伝えしていきたいと思います!
あいみょん「裸の心」ってどんな曲??壁の絵は誰の作品?
10枚目のシングル「裸の心 / ユラユラ」
本日、リリースです。
発売が延期なったり不安になる事もあったけど、こうして無事に店舗や皆の所に届けることが出来てめっちゃ嬉しいです。
新鮮でジューシーな1枚になりました、
沢山聴いてもらえますように。
その恋が実りますように❕ pic.twitter.com/r9XL1lrfgp— あいみょん (@aimyonGtter) June 17, 2020
あいみょんさんの楽曲「裸の心」は2020年6月17日にリリースされた楽曲です。
家で公開されたデモ版ではファンは歓喜していました。
そして家にある後ろに飾られた絵は木梨憲武さんの作品です。
こういったお洒落なところも話題になっていましたね。
実はこの「裸の心」はドラマ「私の家政夫ナギサさん」のために書き下ろされた楽曲ではなく2017年の時点で完成していた楽曲なんです!!
男性目線や女性目線と共感できるわかりやすい世界観の楽曲が多いのですが、
今回の「裸の心」は女性目線の恋するストレートな歌詞となっています。
働きすぎて恋をすることも考えていなく気付いたらあっという間にアラサーになっていた、、、女性の幸せ=結婚or子供がいて幸せな家庭だという風潮はいまだにあります。
結婚する時期というのは人それぞれだと思いますが、「恋がしたいなぁ、、、」「寂しいな〜」と恋に恋い焦がれている人がいるのも確かです。
あとで歌詞の説明の時に解説していきますが、女性目線で恋の歌ともとれますし働く女性で心のどこかで恋愛を求めている、そんな人たちにはドンピシャでハマるのでないでしょうか?
フォークソングのような印象であいみょんさんのトレードマークでもあるアコースティックギターをメインにしていてとても心地いい楽曲です。
しかしながら歌詞は哀愁があり切なさを感じさせます。
その見事なバランスがとれた楽曲が「裸の心」なんです。
あいみょん「裸の心」のMVはどんなの??
こちらがあいみょんさんの「裸の心」のミュージックビデオです。
暗く一筋の光が射すシャワールームにてあいみょんさんが歌っており、
徐々に光が増してきて心の中が見えてきたような雰囲気があります。
自らシャワーをだしずぶ濡れになっている姿は自分の涙を隠しているようにも見えます。
自分の中にある葛藤と必死に戦って新たな一歩を踏み出すかのようにシャワールームを出ていくというラストには感動です。
場所も変えずに同じ場所でずっと歌っているというシンプルなミュージックビデオです。
シンプルな分いろんな解釈ができるとも思います。
あいみょん「裸の心」歌詞の意味は??
それではあいみょんさんの「裸の心」の歌詞の意味を考えてみたのでお伝えしていきます。
今回はドラマ「私の家政夫ナギサさん」の主人公メイの心境と女性の恋に破れた心境という状況で考えてみました。
いったいこのままいつまで
1人でいるつもりだろう
だんだん自分を憎んだり
誰かを羨んだり
何か辛いことがあったのでしょう。
主人公が1人薄暗い部屋でたたずんでいる様子が思い浮かびます。
「隣の芝は青く見える」という言葉と似たような状況。
何かに頑張っているのに報われない、、、
なんで自分だけこんなに苦しまなくてはいけないのだろうという心境が読み取れます。
これからの未来に希望を持てず絶望の淵に立たされているかのような、、、
いつかいつかと
言い聞かせながら
今日まで沢山愛してきた
そして今も
前半部分の「何か」というのは「愛」のことでした。
自分がこれまでにたくさん愛を注いできた。
報われなくたって、、、それでも自分を騙し騙したくさん愛してきました。
これはたくさんの人を愛していたのか?それとも1人の人を愛し続けているのか?
愛というのは人に向けてだけでなく自分の頑張っている事柄にもあるでしょう。
ドラマの部分と重なるのはアラサーになるまで身を粉にして働いていたメイ。
幼い時に自分の夢を否定され理想の子供を演じるために今まで頑張ってきた。
それは母親を愛していたからでもあり愛されたいからでもあります。
この恋が実りますように
少しだけ少しだけ
そう思わせて
今、私 恋をしている
裸の心 抱えて
「この恋が実りますように」という歌詞から、
恋が実っているのではなく片思いをしていることだと思います。
好きな人に対し叶わないとわかっているけれども、
もしかしたらかなうかもしれない、、、そういった片思いしている女性の淡い心模様が伝わりますね〜。
タイトルになっている「裸の心」というワードが登場します。
この意味は素の自分でいる、または無防備な心の状態でいることなのでは無いでしょうか。
バイバイ愛しの思い出と
私の夢見がちな憧れ
優しくなれたよ 少しね
強くもなれたみたい
2番Aメロです。
このフレーズでは自分が恋した人や出来事とお別れを告げていることがわかります。
自分が思い描いていた理想の結末ではなかった、、、
だけれどその終わりを迎えることでただ悲しくなっただけでなく人としての成長ができたのでしょう。
人の心の弱さというのを実感することで、弱い人にも優しくもなれそういった自分にも負けない強さを手に入れることができました。
どんな未来も
受け止めてきたの
今まで沢山夜を越えた
そして今も
2番Bメロです。
これまでの自分の実らなかった出来事を肯定しています。
このフレーズはこれまでにたくさんの悲しみを乗り越えてきたからこそ出る言葉だと思います。
自分の理想の未来にはならなかった。
その原因は相手かもしれないけれども、全てがそうではなく自分の至らない部分があったということを認めてもいます。
ただこのまま立ち止まっていたとしても明るい未来はやってこない。
前を向いて進んでいくことを決意しています。
この部分もドラマ「私の家政夫ナギサさん」のストーリーと重なる部分があります。
仕事でうまくいかなかった日、辛いことがあったときでもそれでも明日はやってくる。
一喜一憂してしまう自分がいる中でも繰り返す毎日の中で頑張っている姿と重なりませんか?
この恋の行く先なんて
分からない 分からない
ただ想いを
今、私 伝えに行くから
裸の心 受けとめて
誰にも未来の出来事なんてわからない。
これまでうまくいっていたとしてもひょんな出来事が原因で終わってしまうことだってある。
ただその過程で自分の心を押し殺してしまうことはできない。
自分の中にある想いを伝えずに終わらせることが1番の後悔になってしまう。
だからこそストレートに、裸のありのままの自分の心を伝えて受け入れて欲しいと願っています。
恋なんてしなきゃよかったと
あの時も あの夜も
思っていたの
今、私 また恋をしている
裸の心 震わせて
これまでは前を向いて進んでいくという気持ちがあったのにも関わらず、
この部分ではこれまでにしてきた恋に対し後悔している様子が描かれています。
「あの時も あの夜も」という歌詞から、
ふとした時にこれまでの悲しい出来事を何度も思い出してしまい、
もしまた恋をしてうまくいかなかったらどうしようと不安に押しつぶされそうになってしまっています。
それでも恋をすることを止めることはできません。
また新たな一歩を踏み出すため自分自身を奮い立たせ、
これからまた裸の心を受け止めてくれる人を探すのです。
この恋が実りますように
少しだけ少しだけ
そう思わせて
今、私 恋をしている
裸の心 抱えて
ラストサビです。
1番サビと同じなので割愛させていただきます。
恋に破れ悲しみのどん底に落とされ何度挫けそうになっても、
恋に恋い焦がれ再び恋をしてしまう。
その恋が叶わないかもしれないと願いを込めて「裸の心」は幕を閉じます。
切ない女性の恋模様や働く女性のドラマ「私の家政夫ナギサさん」のストーリーと合わせて考えてみました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
あいみょんさんの「裸の心」の歌詞の意味やドラマ「私の家政夫ナギサさん」との関係性について考察してみました。
「裸の心」はドラマのために書き下ろされた楽曲ではありませんが、
共通するところがあるのでドラマのために作った曲のようにも感じてしました。
あいみょんさんの描く世界観の中には女性に限らず通じるものがたくさんありますよね。
あなたはどう感じましたか?
最後まで読んでいただきありがとうございました^^
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